健康保険料の変更決定通知書なるものが送られてきた。1万円少々のアップ。って何だよおい。このくそ不景気の最中、毎月1万円ずつ余計に金を出せってか。んな金あるわけねえだろ。役所というのは他人の生活だと思って平気でこういう無茶をぬかす。民間でこんな事やったらボッタクリだぞ。東京都はボッタクリ防止条例があったんじゃないのか。調べてみたら性風俗だけだそうで、つまり健康保険の取立てはピンサロやヘルス経営のヤクザ者よりタチが悪いという事になる。
だいたい税金がイカン。健康保険料は地方税の金額を元に計算しているらしいが、その地方税は所得税を基準に決定される。所得税は当然、売り上げから経費を引いた純利益に掛かってくるわけだが、フリーのプログラマにそんな大層な経費など掛かるハズがない。パソコンは償却6年(だったかな?)、あとは家賃と通信費及び交通費くらいのモンで、たとえば2ヶ月で100万円の仕事を請けても掛かる経費が10万円そこそこなんて事になるのであり、これは販売業などの利益率に比べれば倍以上違うのではないだろうか。じゃあその分楽して稼いでいるのかといえば決してそんな事はなく、週6日のうち外に出ていた時間が計40分、睡眠時間が20時間などという事も珍しくない。その労働時間が生み出した膨大な成果(=プログラムね)は、たいていの場合1枚50円のCD−ROMに収まってしまう。それをあえて宅急便で送ったとしても600円、まあ一緒に石でも詰めれば1000円くらいにゃなるんだろうが、100万円相当の生産物の引渡しに掛かる経費としては滅茶苦茶に安い。そういう状況が確定申告において顧みられる事は決してなく、製造や販売業などと何ら変わらぬ課税の沙汰が出る。この商売、稼ぎの元手のほとんどは体力であり、それにほんの少々の脳ミソが必要なだけで、これはいくら使っても経費は発生しないのだ。健康と寿命を犠牲にした尊い労働に仕入れ単価ほどの価値も見出せないとしたら、やはり日本は人間性無視の後進国であり、プログラマなどはその中でも賎民という事になるだろう。私に対する課税額がその証拠であり、健康保険料はその裏付けである。士農工商プログラマという悪しき身分制度は、21世紀の今日も確実に存在している。
だからよ〜、もうちょっと負けてくれよ〜。いくら働いてもみんな持ってかれちまうよ〜。
|