誕生日なので自主的に休暇をとった。


本日のお目当ては、東京都美術館で開催中の「ルーブル美術館展」だ。
上野駅を出てからついうっかり、上野の森美術館まで歩いていってしまったのは
ご愛嬌ということで。なぜかこちらで開催されていると勘違いしていたんだよなぁ。


平日だから空いているだろう、という私の考えは、スターバックスのキャラメルフラペ
チーノ(Short sizeで222kcal)よりも甘かった。最初に気がついたのは上野公園内を
ぞろぞろと美術館へ向かう女性たちの列。いやーな予感を覚えつつ東京都美術館に
着いたら、チケット売り場も結構な行列。あぁ、先に前売券を買っておいてよかった…。


もちろん会場内もかなりの大混雑。人だかりを適当にやりすごしつつ、展示品を
どうにか見てきた。というよりあまりに人垣ができているところは諦めたのだが。


個人的にはロココ美術を愛したというポンパドゥール夫人とは友人になれそうにないと
感じた。私とは美術品に対する趣味が違いすぎるから。どちらかといえばマリー・アントワ
ネットの時代の新古典主義の美術品のほうが好きだ。それから、アントワネットが日本の
漆器コレクターだということを始めて知った。母親のマリー・テレジアから譲られたものらしい。


そしてさっくり展示を見終わった後でミュージアムショップに向かったら、こちらも大混雑。
絵葉書一枚ですらろくに見られやしない。ミュージアムショップでの買い物は、美術館巡りの
楽しみのひとつなのだが、泣く泣く諦めた。


とは言ってもおおむね展示は楽しめたのだが、これが土日だったらどれほど混雑して
いるのか……!? これから「ルーブル美術館展」に行かれる方は覚悟して臨まれることを
オススメいたします。

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