INDEX|過去の日記|未来の日記
連休後半のメインイベント、能を観に行ってきました。
本日のナビゲーターは、この方とこの方。
連休前に「GWに能を観に行くんだ」と会社の同僚に話していたら、
「能は前もって予習していったほうがいいですよ〜」と後輩に
アドバイスされたので、手持ちのガイドブックを読んでみたのですが
無駄でした。
今日鑑賞した「身延」という演目は、昭和61年から一度も上演された
ことがない稀曲なのです。資料もないし、出演者のうち人間国宝の方
おひとりだけが経験したことがある、ということらしいです。
ちなみに「昭和61年って今から何年前だ?」と計算しようとしたら、
途中でワケがわからなくなって、「昭和61年には私は○歳だったから、
今の年齢から○歳を引くと×年前で…」というややこしい計算をしていた私。
結論からいえば、シテ(里女かつ亡者)とワキ(日蓮上人)が殆ど動かない、
という初めて能を鑑賞する側からいえば、なかなかツライものがある舞台でした。
(上演された狂言「宗論」はドタバタした動きのある面白いものでしたが)
ストーリーらしいストーリーも特にないし。
そのかわり、地謡や囃子方のゆるやかな声や演奏が気持ちよくて
何度も気を失いそうになりました。えへ。
次回の上演は「葵上」かぁ。これも一度観てみたいなぁ。
でも平日では無理かも。しょぼん。
<参考>
・能入門としてオススメのマンガ→『花よりも花の如く』
・鎌倉能舞台
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
◎この日記の著作権は、ゆうにあります。無断利用は禁止します。リンクはご自由に。