人恋しくて 一人も好きで
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2005年05月07日(土) 気持ちよかった。

連休後半のメインイベント、を観に行ってきました。


本日のナビゲーターは、この方この方


連休前に「GWに能を観に行くんだ」と会社の同僚に話していたら、
「能は前もって予習していったほうがいいですよ〜」と後輩に
アドバイスされたので、手持ちのガイドブックを読んでみたのですが


無駄でした。


今日鑑賞した「身延」という演目は、昭和61年から一度も上演された
ことがない稀曲なのです。資料もないし、出演者のうち人間国宝の方
おひとりだけが経験したことがある、ということらしいです。


ちなみに「昭和61年って今から何年前だ?」と計算しようとしたら、
途中でワケがわからなくなって、「昭和61年には私は○歳だったから、
今の年齢から○歳を引くと×年前で…」というややこしい計算をしていた私。



結論からいえば、シテ(里女かつ亡者)とワキ(日蓮上人)が殆ど動かない、
という初めて能を鑑賞する側からいえば、なかなかツライものがある舞台でした。
(上演された狂言「宗論」はドタバタした動きのある面白いものでしたが)
ストーリーらしいストーリーも特にないし。


そのかわり、地謡や囃子方のゆるやかな声や演奏が気持ちよくて
何度も気を失いそうになりました。えへ。



次回の上演は「葵上」かぁ。これも一度観てみたいなぁ。
でも平日では無理かも。しょぼん。



<参考>

・能入門としてオススメのマンガ→『花よりも花の如く』
鎌倉能舞台



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