人恋しくて 一人も好きで
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2004年12月16日(木) 愛は盲目

私が所属しているプロジェクトには、1組のカップルがいる。


周囲の同僚たちが「あのフーフは」とか「ダンナが」とか「例のヨメが」とか
陰で呼んでいるので、てっきり二人は結婚しているのかと思っていたが、
よくよく聞いてみると一緒に住んではいるがまだ婚約者どうしなんだそうだ。



たしかに仕事中も休み時間もよく二人で一緒にいるし、昼食も二人で仲良く
食堂で食べているようでもあるが、仕事に支障をきたしたり、悪目立ちする
ほどいちゃついているようでもないので、彼らのことを他の同僚達があまり
よく言わないのがどうにも不思議だった。




で、昨夜の忘年会の二人の様子を観察していて、少しわかった。
どうやらダンナが、他の人にあまり好かれていないんだわ。


「実はあのフーフは亭主関白らしい」という評判そのままに、
なんとなく偉そうにパイプをふかしているダンナと、その横でいそいそと
ダンナの分の料理を小皿によそうヨメ。

……うーん。私にはとても真似できない甲斐甲斐しさだ。
というか真似する気もないけど(笑)。



あと、このプロジェクトには年が若い同僚が多いから、仕事と私生活の
区別ができていないように見える二人のことがなんとなく許せない、
という潔癖な性格の持ち主が多いのかもしれないな。


後輩の女の子が「○○ちゃんなら、もっといい男性が見つかるのに!」
と憤懣やるかたない様子でつぶやいていた。
やはりそこが愛の不可思議さというか、愛は盲目ってやつじゃない?



******


昨夜なくしたと思っていた定期入れですが、今朝冷静になって
記憶の糸をたどってみたところ、会社のロッカーの中に置き忘れて
いたのを発見しました。

いや、全くお騒がせ致しました。申し訳ありません。
本当にこれだから酔っぱらいって…(以下省略)。


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