しばらく前に、日本のこどもたちの学力が低下しているとか、
他国と比較して学習時間がとても短い、とかいったニュースを読んだ記憶がある。
(うろ覚えですみません)


テレビとかゲームとかインターネットとかケータイとか、
これだけ勉強以外に面白そうなことが周囲にたくさんあれば
そりゃ勉強したくなくなる気持ちも少しはわかる気がする。



よくよく考えてみると、私が子どものころは全然勉強しなかったなぁ。
多少学習塾などに通っていた時期もあるけれど、小さいころはよく
近所の友達と、原っぱを走りまわったり虫や魚を捕まえたりして遊んでいたし。


ケータイもインターネットも存在していなかったから、テレビばかり
見ていたかといえば、家では本ばかり読んでいた子どもだった。
(毎週5〜6冊図書館から本を借りてきていたような)



そんなワケで特にこれといった勉強をした覚えはないが、
とりあえずこの程度のオトナにはなれるようだ。
ていうか、この程度のオトナにしかなれないと言うべきか。


むしろ社会人になってからのほうが勉強ばかりしていると思う。
お給料をもらっているから当然といえば当然だけど。


自分が知らない知識を覚えていくことや、最初まるでわからなかった難問を
解決できるようなにることは、とても楽しいし面白い。



子どもたちの学力低下を嘆くより先に、子どもたちに学ぶことの
面白さや楽しさを教えてあげられないオトナの側に、考えるべきことは
多いのではないだろうか。



……そういう私も英語の勉強しなくちゃなぁ。はぁ。

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