人恋しくて 一人も好きで
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2004年10月27日(水) 壮観でした

休暇をとって中野サンプラザに行って来た。
茶道裏千家淡交会の東京地区大会式典に参加するためである。
お茶の先生から「行ってみない?よろしくね」とお願いされてしまっては
模範生徒(ウソ)の私にはそうそうお断りできないのだ。


お稽古仲間と駅前で待合せしていたら、目の前を和服姿の女性たちが
蟻の行列のように続々と会場に向かって歩いていった。
こんなに大勢の着物姿の人を見たのは生まれてはじめてかもしれない。
何十人ではないですよ。何百人単位の和服の集団。……実に壮観でした。


私がこの大会に行ってもいいかぁ、と思ったのは、十六代家元(坐忘斎)
の講演会があると聞いていたからである。お家元を直に見ることができるかも、
というミーハーな理由なのである(笑)。しかし、諸事情により千宗家の方々は
東京にいらっしゃらない、とのこと。うーん残念。
せっかくお家元の「お茶湯の儀」(おちゃとうのぎ)を拝見できると思っていたのに。




式典が終わった後、お稽古仲間たちと新宿でランチを食べた。


「着物の人多かったよねぇ。7割くらいが着物姿だったんじゃないかな」
「ところで○○色の着物の人、見た?…あの色は趣味悪いと思う」
「それに化粧が濃い人が多いし」
「そうそう、化粧品の臭いと樟脳の臭いが混ざってすごかった!」
「(多分)50代の先生が、あの中ではものすごく若かったよね」
「だよねー。私たちが参加しているのって場違い?って感じだった」
「80代とか90代でお茶を続けている人たちが表彰されるくらいだもんねぇ」
「もしあの場で大地震が起きたら、会場は和服のお年寄りばかりだったから
 皆逃げ遅れちゃうだろうねー」


ええ、ええ、本当にそうだ。
ていうか、私、あなたたちがこんなに辛口コメントを言う人だとは
思ってもいなかったことですよ(苦笑)。


日曜日のお茶会の打合せ(「何を着ていく?」とか「持っていくものは?」
とか、「交通機関はどれを使う?」とか)をして、解散。
日曜に使うものをデパートに買いに行ってから自宅に帰った。



それにしても、中野サンプラザとサンプラザ中野、
どちらが建物でどちらが人間なのか未だに迷ってしまうのは私だけ?


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