人恋しくて 一人も好きで
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2004年06月17日(木) ツレヅレ2。

明日の打合せが、他の人の都合により来週に延びてしまったので
いささか気が抜けてしまった。
ま、それまでにいろいろと調べておくことはたくさんある。
でもやっぱり仕事への集中力はしぼんでしまう。ダメだなぁ。




きものっていいなぁ、と思うようになったきっかけのひとつが
『幸田文の箪笥の引き出し』という本を読んだことである。
着物に関するエピソードが書かれている随筆で、
私は健康優良児の菜の花の着物の話がとても好き。

この本の解説にもあるように、幸田文という人は自己プロデュース力の
ある人らしく、季節や場面によってどんな着物を着ればいいのか
瞬時に判断して、より自分が効果的に見える着物を選ぶことが出来る
人だったようだ。

着物の洗い張りや繰り回しの話も実に興味深く、昔の人がとても
大切に着物を着ていたことがよくわかる。

それよりなにより、本に掲載されている写真の着物の数々が
渋めで品がよくて、とてもとても素敵なのだ。
何度も何度もため息をつきながら、この本を読み返してしまっている。

著者の青木玉さんは、幸田文の娘で幸田露伴の孫。娘の青木奈緒さんも
作家だから、親子四代で文筆業に携わっていることになる。すごい。





ときどき、気分転換に動物のジグソーパズルで遊んでいる。
犬や猫の写真を眺めていると本当に心がなごむ。
お時間がある方、チャレンジしてみてください。
…って、こんなんやっているから寝る時間が遅くなるんだな>オレ



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