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2004年05月06日(木) |
男女差別はあるけれど |
今朝久しぶりに出社したら、職場にリポビタンDの箱が山積みになっていた。
そういえば、GW休暇を返上して働いていたチームもいたんだよなぁ。
リポDは誰かの差し入れかな?
……お疲れさまです(合掌)。
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偶然見つけた、こんなコラムを読んでみた。
女を昇進させない4つのヘンな理由 (女性ITプロの“ちょっと言わせて”)
比較的男女格差が少ないと思われるIT業界でも、依然として
男女差別が存在するだろうことは、私にも容易に想像がつく。
実際に私も自社で、「女に何が出来る」と罵倒された先輩がいたことや、
「女性の扱い方がわからない」と、女性新入社員に一切指導や教育を
行わなかった職場があったことなどを耳にしている。
友人の職場では、「オンナに仕事を取られるから」と、
仕事を全て自分で抱え込んでしまった男性社員もいたそうだ。
私の一番最初の上司は、「女嫌い」だったし、(後から聞いた)
次の上司は「女性にいろいろ仕事を任せるのは大変でしょうから」と
無用な心遣いをしてくれる「親切な」上司だった。
当然、先輩たちから「結婚したら仕事やめないの?」と言われたこともある。
結局のところ、その後とんでもなく忙しいプロジェクトに投入されて、
男女関係なくバリバリ働かされたり、出張に行かされたりしたことで
私はずいぶんと鍛えられたし、仕事の能力も伸びていったと思う。
残念ながら、上司次第で女性がのびのびと能力を発揮できるかどうか
かなり左右される、というのが私の実感だ。
実際に同じ職場でいい上司に恵まれて、優れた成果を出している
後輩女性もいるのだから。
それでも、かなり少なくなってきたとはいえ、男女差別はまだ残っていると
感じている。
しかし、このコラムの作者は心の中でブツブツ文句を言うだけで
「私にも仕事をやらせてください」とか「残業はしていませんが、
成果はあげています」などと、きちんと上司に宣言していたのだろうか?
上司が○○してくれない、と文句を言うだけでは、
何の解決にもならないと思うのだけど。
とはいえ、昔の私だったら上司にあれこれ自己主張できなかっただろう。
今の私なら、ニッコリ笑って、でも言いたいことをズバズバ言うくらいは
やってのけるけど。
したたかに生きていくずぶとさがなければ、この業界、やっていけませんて(笑)。
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