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休みの終わりの日は、そこはかとなくもの寂しい。
まして友人たちと楽しいひとときを過ごした後は。
古い、古い文庫本を読んでいる。
現在では家族のある方がどんどんと変わってきている、という話。
同じ屋根の下で暮らしながらも、家族ひとりひとりは
それぞれバラバラに外部へと繋がってきている、ということ。
今ならさしずめインターネットやケータイメールがそのツールと
なっているのだろうか。
かつてフロイトが「赤ん坊陛下」と呼んだ、
親が子どもをまるで王様か王子様のように大切に
あがめ奉って育てるようになってきた話。
会社での擬似同性愛社会に組み込まれていく男性。
父親不在で擬似母子家庭となっていく母と子。
サザエさんのような古きよき家庭(?)というものは
どんどん壊れてなくなってきている。
この時代に、家族をやっていくのもいろいろ大変だ。
ひとりで生きていくのも大変だけどね。
この本が昭和58年に刊行されていることを奥付で知り、
それって今から何年前だっけ? ということを計算するために、
昭和58年から自分が生まれた年を引いて、当時の自分の年齢を出し、
さらに現在の自分の年齢から当時の自分の年齢を引いて、
なーんだこの本は21年前に出版された本なのね、
とかなりまわりくどい計算をしてしまった。
もう元号での年数計算はできない体になってしまったようである。
でも平気。2ケタの足し算引き算は出来るから(笑)。
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