人恋しくて 一人も好きで
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2004年04月25日(日) 私にも思い当たるフシはある

昨日買ったばかりの本を、夜中の3時過ぎまで読みふけってから寝たのに
朝7時に妹からの電話で叩き起こされました。
今日もマジ眠いです。


ちなみに、その本のタイトルは
『変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識』

著者は広告代理店でマーケティングの仕事をしている方(でいいのかな?)。
この本は1960年以降生まれの主婦を対象とした食生活のリサーチを
まとめた本です。現在は家庭の食が乱れている、とはよく聞く話だけれど
この本を読むと、そのことがよくわかります。



「食べることに興味がないので、食費は出来るだけ切り詰める」
「友達とお茶して家に帰ったら疲れてしまって、夕食は簡単なものにした」
「子どもは学校で給食を食べているので、家庭では野菜料理を出さなくてもいい」
「レトルト調味料をアレンジするのが私のオリジナル料理」
「揚げ物や酢豚、ロールキャベツなど、手のかかる料理は私には無理」
「子どもは魚を食べないので、家では魚料理をしない」
「賞味期限が切れそうだったので、朝食にケーキを食べた」
「子どもが昼食にパンを食べたいと言い出したので、コンビニに買いに行かせた」
「食器を洗う手間を省くために、大皿料理しか作らない」
「一人で食べる昼食はコンビニ弁当」
「それぞれ食べたいものが違うので、家族でバラバラの料理を食べる」
「いろいろ選べるので、味噌汁はインストントのものを揃えている」


などなど、料理が苦手な私でも、これはちょっとそれはどうだろう?
と思うこともあれば、あっ、これまさに私のことだ! と思うことも
たくさんありまして(大汗)。



しかしここでは「だから今どきの主婦はダメなんだ」ということを
言いたいのではなくて、こんなアンケートを書いている主婦たちも
「私は食生活に気を使っている」「手料理を心がけている」と
主張しているということ、
つまり「言っていることとやっていることは別」だってこと。


マーケティングリサーチで安易にアンケートの結果を信用すると
見えてくるべきものも見えなくなる、というのが、著者の本来の
主張のようです。



あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

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