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どうも最近、会社関係でくさくさすることが多くて。
自分の努力だけでなんとかなることなら
いくらでも努力するんだけど、
私の力がどうしても及ばない状況だから、なんとなく鬱。
で、こんなときは何か面白い本でも読むに限る!
ということで、買って来ました。
『趣味は読書。』 斎藤美奈子著。
ベストセラー本の存在は知っているけれど、
読む暇がない、あえて読んでみようとは思わない、
そんな人たちのために、著者が本を読んで解説しましょう!、
といった内容の本であります。
ここで取り上げられている本(の一部)が
『鉄道員』『大河の一滴』『朗読者』『買ってはいけない』
『プラトニック・セックス』『白い犬とワルツを』
『五体不満足』『ザ・ゴール』『模倣犯』
『冷静と情熱の間』『チーズはどこへ消えた』
などなど…。
あ、どれも読んでないや、私。
えへへ。
本書18ページの「本を読む人」の論評をちょっと引用してみます。
かと思うと、新刊情報にやたらくわしく、本におぼれている
「過食型の読者」の一群がいる。いや、この際「読書依存症」と
呼んでおこう。この一族は年中本に関するゴタクばっかりこねている。
書評や書籍広告にもよく目を通し、読んだ本についてあれやこれや
と論評し、頼まれもしないのに、ネットで読書日記を公開したりする。
目的がなくても書店があると入ってしまい、買う気がなかった本まで
買ってしまう。「本の置き場所がない」は彼らの最大の悩みだが、
きっぱり売り払う勇気もない。
…うはははは。
思い当たることが多すぎる。
多分、いや絶対、私は「読書依存症」だし、
書籍広告もマメにチェックしているし、
実は読書日記も書いているし、(サボっているけど)
目的がなくても書店に入り浸っているし、
「本の置き場所がない」って悩んでいるし、
でも本を売り飛ばす気もないし、
しかも、ヒネクレモノだから、
ベストセラーの本を読む気がしなかったりするし。
で、本書によると、
NHKの「国民生活時間調査」(2000)において
日本人が本(雑誌、マンガを除く)を読む時間は
一日たった9分
なんだそうです。
(実際には一日24時間で本を読む時間を持っている人が12%。
この人たちだけでカウントすると一日の読書時間は平均1時間17分ということらしい)
えっ、えっ、
でもさ、
それじゃぁ、みんな
一日何をして過ごしているの?
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
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