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2002年11月04日(月) お茶会のススメ

本日もお茶会に行ってまいりました。

私がお茶を習っているカルチャーセンターが主催するもので、
表千家、裏千家をはじめとする、さまざまな茶席が設けられています。


で、今日の日記はお茶席(あるいはお茶のお稽古)マメ知識であります。



白い靴下

お茶席に必要なものは白い靴下です。
着物を着る人はもちろん足袋をはきますが、
洋服の人は足袋の替わりに白い靴下をはきましょう。
ワンポイントつきでもオッケー。
ていうか、靴下がないと足が冷えます。マジで。



他に必要なものは懐紙です。
お茶菓子を取り分けるときに必要です。
懐紙の上にあるのが菓子切り。
扇子は茶席での挨拶のときに使います。
今回のような大寄せ茶会の場合は
なくても平気かもしれませんが、
ま、礼儀として。

懐紙と扇子



袱紗

お茶会のお客の場合、必要ありませんが
お稽古のときに必要なのが袱紗。
赤いのは裏千家用です。
この袱紗さばきを覚えるのが
すんごく大変で…(涙)。
下にあるのが古袱紗。お茶碗を運ぶときなどに使います。


おまけとして、お茶のお稽古に必要なのがベルト。
通常は着物の帯に袱紗をはさんだりするのですが、
洋服の場合は帯の替わりにベルトにはさんでおきます。
結構これ重要。


お茶席での服装は、着物やスーツなら間違いないでしょう。
でも、比較的くだけた席なら、
普通のロングスカートとかスラックスとかでもだいじょうぶ。
ジーンズとかミニスカートは避けたほうがいいです。
ジーンズは正座したとき足が痛くなりやすいし、
ミニスカートも正座したとき太ももまで露出しますから
ちょっと刺激が強いような気がします。

他には、お茶碗などを傷つけないように
時計や指輪などのアクセサリーを外しておくとか、
お茶碗に口紅がつかないようにするとか、
狭い茶席の入り口で頭をぶつけないようにするとか(←今日やりました。痛かった…)
いくつか気を遣うことはありますが、
あとはリラックスしてお茶とお菓子をおいしくいただくことです。


****


ところで今日のお茶会には、仙酒席というものがありました。

仙酒……えっ、お酒!?

で、お稽古仲間とそのお茶席に行ったら、ぷぅんとお酒の匂いが
ただよってくるではないですか。


はい、そうです。
昼間っから、日本酒飲んできました。私たち。

お猪口に三献だけですが。
一献目とニ献目は普通の日本酒。
三献目はどろりと白くにごったお酒。

ぬる燗とでもいうのでしょうか、ほんのり温かくて
まろやかなお酒でした。

うまかったです。

あ、一緒に出たカラスミもすんごくうまかった。

一瞬、こんなお稽古があるんならやってみようかなぁ、
と真剣に考えてしまいました。うへへ。

<追記>
仙酒銘は賀茂鶴。
燗の温度が決めてらしいです。


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