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本日もお茶会に行ってまいりました。
私がお茶を習っているカルチャーセンターが主催するもので、
表千家、裏千家をはじめとする、さまざまな茶席が設けられています。
で、今日の日記はお茶席(あるいはお茶のお稽古)マメ知識であります。
| お茶席に必要なものは白い靴下です。 着物を着る人はもちろん足袋をはきますが、 洋服の人は足袋の替わりに白い靴下をはきましょう。 ワンポイントつきでもオッケー。 ていうか、靴下がないと足が冷えます。マジで。
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他に必要なものは懐紙です。 お茶菓子を取り分けるときに必要です。 懐紙の上にあるのが菓子切り。 扇子は茶席での挨拶のときに使います。 今回のような大寄せ茶会の場合は なくても平気かもしれませんが、 ま、礼儀として。
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| お茶会のお客の場合、必要ありませんが お稽古のときに必要なのが袱紗。 赤いのは裏千家用です。 この袱紗さばきを覚えるのが すんごく大変で…(涙)。 下にあるのが古袱紗。お茶碗を運ぶときなどに使います。
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おまけとして、お茶のお稽古に必要なのがベルト。
通常は着物の帯に袱紗をはさんだりするのですが、
洋服の場合は帯の替わりにベルトにはさんでおきます。
結構これ重要。
お茶席での服装は、着物やスーツなら間違いないでしょう。
でも、比較的くだけた席なら、
普通のロングスカートとかスラックスとかでもだいじょうぶ。
ジーンズとかミニスカートは避けたほうがいいです。
ジーンズは正座したとき足が痛くなりやすいし、
ミニスカートも正座したとき太ももまで露出しますから
ちょっと刺激が強いような気がします。
他には、お茶碗などを傷つけないように
時計や指輪などのアクセサリーを外しておくとか、
お茶碗に口紅がつかないようにするとか、
狭い茶席の入り口で頭をぶつけないようにするとか(←今日やりました。痛かった…)
いくつか気を遣うことはありますが、
あとはリラックスしてお茶とお菓子をおいしくいただくことです。
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ところで今日のお茶会には、仙酒席というものがありました。
仙酒……えっ、お酒!?
で、お稽古仲間とそのお茶席に行ったら、ぷぅんとお酒の匂いが
ただよってくるではないですか。
はい、そうです。
昼間っから、日本酒飲んできました。私たち。
お猪口に三献だけですが。
一献目とニ献目は普通の日本酒。
三献目はどろりと白くにごったお酒。
ぬる燗とでもいうのでしょうか、ほんのり温かくて
まろやかなお酒でした。
うまかったです。
あ、一緒に出たカラスミもすんごくうまかった。
一瞬、こんなお稽古があるんならやってみようかなぁ、
と真剣に考えてしまいました。うへへ。
<追記>
仙酒銘は賀茂鶴。
燗の温度が決めてらしいです。
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