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会社の廊下で、
今月定年退職するSさんと世間話をしました。
「そういえば、こないだ会社帰りに駅のほうで会ったけれど
あなたの自宅はそっちのほうなの?」
とSさんから質問。
「いえ、違いますよ。
うちは、その駅から電車で1時間くらいかかりますから」
(あれれ、会ったのは覚えているんだけど、どこの場所でだっけ?)
記憶がおちゃっぴいなので、思わず言葉をにごす私。
その直後、
「あ。あぁぁ。
そうか。ごめんよ。
デート
だったんだね」
と、ひとりで勝手に納得して、その場を立ち去っていくSさん。
……お、おーーい。
やっと思い出したけれど、駅前にある本屋さんに行く途中で
Sさんとすれ違ったことがあったのでした。
もちろんひとりで。
当然デートなんて無縁。
しかし、これ。
よく考えると、ちょっとしたセクハラ発言ですよねぇ。
でも。
30過ぎると、こんなこと私に言ってくれる人、全然いないもんね。
小娘扱いされることなんて、もうまるっきりないし。
そりゃもちろん、小娘なんて年齢は、
とっくの昔にクリアーしてしまっているから、
当然といえば当然なんだけど。
いやー、ある意味とっても新鮮な気分でした。
微妙に嬉しいのが、不思議な感じ。
だけどこれ、きっとSさんの人徳。
いいおとうさん、という感じの人だから。
並の男性はこういうこと言わないほうがいいですよ。
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