人恋しくて 一人も好きで
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2002年03月06日(水) 思い出したこと

ということで、一昨日昨日と、とんでもねぇオフ会の報告を
させていただいたのですが、
いやもちろん、みなさん初対面どうしなのに何故あそこまで…
などと思わないこともないのですが、
それでも多分、あれは一番最悪の飲み会ではなかった、
ということはつけ加えておきます。


会社の忘年会の2次会で連れて行かれたスナックで、
全く見ず知らずのおっさんに
「一緒にダンスしようしよう」
とうるさくせがまれたこととか、

聞きたくもない仕事の話を延々とされたこととか、

酔っ払って目が思い切りすわっているスケベ目の上司に
すりすりされたこととか、

高校の同窓会の2次会で入ったお店で、ホステスのおねえさんに、
「はい、あ〜ん」
と、オレンジを手ずから食べさせてもらって、
なんだかとても落ち着かない思いをしたことだとか、

…いや、ちょっと待て。
あの同窓会は大学生のときだったぞ。
誰だ。
ハタチそこそこでそのテの店に出入りしていたのは。

まぁ、それなりにヤな思い出のある飲み会というものは
誰にでもあるものです。


今までで一番つらかったのは、入社してすぐの社員旅行でした。
確か、伊豆方面の旅館に一泊したのだと思います。
移動のバスの中でビールを浴びるように飲み、
休憩で立ち寄った一碧湖のほとりで、
「ね。ね。一緒にボート乗ろう。ね、乗ろう乗ろう」
とやかましくからんできた隣の課の課長のことも、
別にどうでもいいのです。

夜の宴会の後で、幹事がストリップのおねえさんを呼びやがったのです。
(当時は)うら若く、嫁入り前の女子がいる席で。
しかも私シラフだったし。
何故かその場から立ち去れるような状況じゃなかったし。
…あぁ。あんなに気まずくてつらい酒の席はありませんでした。
一緒に社員旅行に来ていた同期の女の子なんて、泣き出しちゃった。
男性用のセクシャルなサービスの場にいあわせる女性ほど、
居心地の悪い思いをすることってないのでは?

今にして思えば、
電気が煌々とついている旅館の座敷で見たストリップは
猥雑さもなくて、なんとなくマヌケな感じがしたし、
その場にうかない顔した女がいれば、
呼ばれたおねえさんも複雑な気分だったでしょうし、
私たちも純情すぎたのかもしれません。

まぁ、それに今なら、「ざけんな」と幹事に圧力をかけて
おねえさんのデリバリーをさせないようにできるし、
行きたくない飲み会はどんどん断れるようになったし、
不愉快な飲み会というものからは遠ざかっているので、
もうあまり気にしていませんが。

ね、だから、お酒はみんなで明るく楽しく飲みましょうよ。
…ほどほどにね。


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