Sun Set Days
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今日は休日で、11時過ぎまで眠っていた。昨日の夜仕事が終わってから(23時)、翌日が休みの後輩たちと4人でファミリーレストランで喋っていて、部屋に帰ってきたのは午前2時を少し過ぎた時間だった。それからなんだかんだで眠りについたときには午前4時を回っていた。 起きてからは、買い置きしてあった牛乳プリンを食べて、クリーニングを出しに行って、髪を切りに行って、それから会社に行って2時間ほど仕事をした後で、シネマコンプレックスで『ザ・コア』を観てきた。
シネマコンプレックスには平日の夕方とは思えないくらいの人がいて、けれどもそのほとんどの人は『マトリックス リローデッド』を観にきているみたいだった。一方、同じく超大作であるはずの『ザ・コア』の方はと言うと、劇場も小さく(座席数の多いスクリーンは『マトリックス』のために割かれているのだ)、観客も15人ほどしかいなかった。ポップコーンとジュースを手に座席数と観客の少なさに驚きながら、でも自分でも先行上映で『マトリックス』を観ていなかったら、このタイミングで『ザ・コア』は観ないよなーと思ってみたり。
ところが、あんまり期待しないで観る映画は面白いの法則通りに、『ザ・コア』は面白かった。何よりも、地球のコアまで潜っていくといういままでにないシチュエーションが秀逸で、俳優たちも大スターと言うよりは演技派を集めている分奇妙なリアリティがあった。
ストーリーは地球の核が動きを止めたことにより地球を覆う電磁界が失われつつあり、磁場のなくなった地球は太陽光線の放射能を直接受けるようになり、一年以内に滅亡してしまうという状況下で繰り広げられる。 それを防ぐために地球の中心部まで潜り、核爆弾を仕掛けて流動性の核を再び動かすことが必要になるというものだ。 そのミッションのメンバーに、様々な予兆から人類の滅亡に気がついた地球物理学の教授であるジョシュやスペースシャトルのパイロット、核爆弾の専門家、地中に潜る特殊な探査艇を開発した科学者など、様々なエキスパートたちが選ばれ、ともに地球のコアを目指す。
もちろん、この手の映画の常套手段で、誰もが知っているような都市や場所が壊滅するシーンが描かれ(ローマや、西海岸)、地中に潜ったチームには様々なトラブルが発生し、チームのメンバーたちは1人また1人と大義のために犠牲になっていく。
シチュエーションこそ違えど、かつてあった同じような映画(パンフレットによるとパニック・ディザスター・ムービーというらしい)と基本的な大枠は変わっていない。古いところで言うと『ポセイドン・アドベンチャー』とか、最近では穴掘りという妙な共通点のある『アルマゲドン』とか。 そして、そういった物語にはやっぱり引き込まれてしまうし、ハラハラさせられるのだ。基本的にはまりこみやすい性格なので、映画を観ている間はどうせ主人公は最後には助かるんだろ? とか思わないで観ているので、かなり愉しむことができるし。
期待しないで観に行くと、十二分に楽しめるのでは? 『マトリックス リローデッド』と同じ日の公開なんて、なんだかついてないと思いつつ。
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お知らせ
「午後の紅茶 無糖ブラックティー」というのが出たんですね。
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