Sun Set Days
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今日はお昼に起きて、とりあえず近くのバス停からバスに乗って、しばらくしてから降りた全然関係ない停留所の周辺をのんびりと散歩していた。 別にこれといって名所のようなものも、大きなショッピングセンターなんかもない、駅の周辺にたくさんのマンションや団地が建ち並んでいるようなところ。 少し歩くと、工場があって、バスの大きな車庫があって、片側二車線の道路にはたくさんの車が走っている。 そんな、なんてことのない通りをただ黙々と歩いていた。 いつものようにカバンを肩から斜めがけして、運動靴で、気持ち的にはのんびりとでも実際にはやや早歩きで、結構長い時間を。
最近はちょっと忙しかったということもあって、のんびりと散歩をしたりもしていなかった。だから、今日はとりあえず少しでいいから散歩をしようと思っていたのだ。場所は別にどこでもよくて(朝早く起きることができたら鎌倉に行きたかったのだけれど、さすがに睡眠が必要だったし……)、それでまずはバスに乗ってみたのだ。横浜市のバスは210円支払えばどこでもいけるのでそういうときにはとても重宝する。それで思い立った停留所でバスを降りて、その周辺をただ歩く。それだけ。目的もなく、気が向いたところで降りるのって、気楽で都合がいい。 朝から何も食べていなかったので(正確に書くのなら深夜に帰ってきて午前中はずっと眠っていたので)、歩いているうちにとてもお腹が空いてきて、目についた家系のラーメン店に入ってラーメンを食べた(横浜のラーメン店には家系という流派? に属する店が多い)。 たまたま入ったのだけれど店内に入ってみると結構有名な店らしく、ラーメン店のランキングなんかが壁に貼られていた。味は個人的には普通。
それからまた歩く。 もうじき3月も終わるというのに風はまだ冷たくて、歩いていると耳が随分とつめたくなった。歩いているうちに確かにあたたかくなってはくるのだけれど、それでもやっぱり寒さの方がまだ少し勝っていた。歩いているときにはいろいろなことをぼんやりと考えたり、あるいは何も考えずにただ周囲の様子だけを眺めていたりした。そして考えていたことも他愛のないことばかりなので、すぐに忘れてしまうし、現に部屋に帰ってきたいまはもう覚えていない。
ちょうど毎日少しずつ読み直しては調整を続けている『Spica』中篇バージョン(タイトルは未定)の主人公夫婦も、散歩をよくすることになっているので、どういう感じなのかということを改めて再認しているようなものだったのかもしれない。
そういうただの散歩は、たまには必要だよなとあらためて実感。
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それから16時を過ぎてから電車で関内に行き、Charaの『夜明けまえ』を購入。有隣堂で本を買い、伊勢佐木町モールのスターバックスコーヒーでカフェモカ(トール)を飲みながらその本を少し読む。 その間に窓の外はどんどん暗くなっていって、店を出たときにはすっかり夜になってしまった。
電車とバスを乗り継いで帰る。
『夜明けまえ』はレイク・タホの撮った写真のCharaがとても魅力的なニューアルバムだ。 ジャケットや歌詞カードの中にある手書き風の文字もとてもよい感じ。 このアルバムは、初の全曲Charaの作詞作曲だそうで、アコースティック風の曲も多くて、親密な感じのアルバムという印象。
まだ一度しか聴いてはいないけれど、『夜明けまえ』っていいタイトル。
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お知らせ
久しぶりのDays更新ですが、元気でやっています。
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