Sun Set Days
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| 2002年08月12日(月) |
Some Scene |
『天国の口、終わりの楽園。』のなかには好きな映像が結構あるのだけれど、主人公の少年2人がスーパーマーケットで買い物をするシーンはすごく好きだ。主通路の陳列台を挟んで2人が歩いていて、一人はショッピングカートを押していて、もう一人がバスケットのシュートのようなポーズでポテトチップスのようなお菓子の袋をカートの中に入れていくシーン。 日常とはかけ離れた現実を感じさせない映画ももちろんいいけれど、日常の中にある普段はなかなか気がつくことが出来ない特別な側面を映し出している映画はもっといいなと思うときがある。
やっぱり何だかんだいって、映像が美しい映画には惹かれてしまうし。 感情についての物語には心を揺り動かされてしまうし。 結局はすべてが流れていってしまうのだとか、うたかたの日々みたいなことを実感させられると、生々し過ぎてうーんと思う。 そうだからこそ物語が必要でとか、そういうものに触れたいのだろうなとか、いろいろぼんやりと考える。 ぼんやり。 ゆっくり。
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お知らせ
今日はShaniceの『Shanice』。「A Reason」はやっぱり名曲だと思う。そしてこれは3割以上のアルバム! 最近は毎年訪れる昔のCDをやたらと聴き返す時期で(もちろん、新しい物を買ったりもするのだけれど)、それでも昔のCDを日に1枚、2枚と聴いていくのは逆に新鮮だし、懐かしくて楽しい。
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