とっとっとの日記
団地妻(二人の子持ち)の日常。
旦那は元気で留守がいい。
でも子どもを風呂には入れてくれ。

2007年05月01日(火) 熱湯が一番いいね

手芸熱の上がっている31週に突入した妊婦です。

すでに、臨月と間違えられてしまうくらいお腹がでてるし、いろんな人から「下がってる」と言われる状態なので寝苦しいことこの上ありません。
仰向けで寝ようものならだんだんと息苦しくなり、横向いて寝ていると胎児が腹でダンシングするので落ち着かず、寝返りをうとうとすると恥骨や股関節がきしんで痛いのでうめき声を上げる始末。

寝つきが悪いし、上手く眠れない。そしてしーちゃんが寝ている!

となると『何かしようかな』という思いに駆られつい裁縫を始めてしまいます。それでよく徹夜してヒラリンに「妊婦は寝なさいよ」と言われるが。



今日(日付的には2日だけど)は寝苦しいのもあったのですが、何故か右腕がだらしく(だるいの意)そのせいでよく眠れなかったので洋室でミシンを動かしていたのです。


ふと右の視界で動くものがありそちらを見てみたら





10cmはある黒いムカデが私に向かって歩いてきてる!




黒光りする長い体を蠢かせ、どうしてもつれて絡まないんだと思う無駄に多い足を器用に動かしながら!

妊娠してからこんなに素早く動いたことはない、というくらいの速さで立ち上がり、奴の動きを止めるための箱奴にかぶせるための箱!と考えるがそんなに都合よくいつも箱が置いてある訳ない。

どうしようと動揺しつつ、奴を見たら洋室をまっすぐ横切っている。
このまま行くと廊下にでるだろうと思い、台所にお湯を取りに走る。
電気ポットからやかんにお湯を移しつつ、見失ったら引越しするしかない!と真剣に考える。
走って戻ると廊下にでた奴はそのまままっすぐ行かずに右にカーブして玄関の上がり口の方に進路を変更していた。

よし!玄関を下りてタイルのところに出たらこの熱湯をかけてやる!と奴の後を追い、玄関に常備しているベランダぼうきを右手にやかんを左手に持ち万全の体勢で待ち受けた。

あとは計画通り。

ベランダぼうきで奴を押さえたところに上から熱湯をかけ、あっけなく退治。

熱湯の効果に感動した。
今まで叩いて殺したことしかなかったので、熱湯がこんなに効果てきめんだとは!
家の中だと熱湯をかけるとかできなかったので叩いてたんだが、叩いてもなかなか死なないのに、熱湯だとあっという間。


とりあえず、玄関に死体をそのままにして寝ているヒラリンを起こしに行った。
けして死体を片づけてもらおうとかでなく、ただこのムカデを見せたいがためにぐっすり寝ているヒラリンを無理やり起こす。

「ムカデがでた」というと驚いて見に来る。
そして気持ち悪がる。嫌いなものワースト3に入っているからな。



洋室にムカデがでたということで、我が家の安全神話が崩れてしまった。

安全神話・・・洋室にはムカデは入ってこない
和室は掃きだし窓があってベランダに面しているためムカデや他の虫が入ってきたり、たたみの隙間からのぼってきたりするが、洋室は腰高の窓だし、フローリングだから虫(とくにムカデ)などは入ってこない、という私達の思い込み。

ヒラリンは真剣に私が里帰り出産している間どこで寝ようかと悩んでいた。(私が里帰りしている間よくムカデに刺されているため)

しかし、でたのが洋室だったのが不幸中の幸いか。
もし和室だったら、しーちゃんかヒラリンが指されていた可能性がある。ヒラリンならまだしもしーちゃんだったらと怖くなった。

このムカデもどこから入ってきたのか、洋室の壁側から来たのが不思議だ。
入り口側からなら、玄関から入ってきたのかなと思えるが壁側は三角の出窓はあるけど、この日は天気が悪かったので一度もあけてないし・・・

退治した後も『ムカデは番いでいる』と思うと、気持ち悪くて眠れず、結局作りかけだったしーちゃんの服を完成させてしまいました。





せっかくなので、下に退治したムカデの画像を・・・ちょっとボケてるし体が曲がっているのではみ出てるけど。










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