2006年12月25日(月) |
物事には順番があると思うんだ |
例年通り娘の誕生日をヒラリンの実家で祝うことになっていたので、朝から準備に追われる。 例年というが過去1回の例だけしかないのだが。
プレゼントは早めに通販で入手済み。 悲しいのはラッピングがハウステンボスのビニール袋とその辺にあったリボンをシールで貼り付けただけだったことか。 いやいやまだラッピングの意味も分らぬ2歳児。 重要なのは中身さ、中身。 木製の魚釣りゲームなんだけどね。
ケーキは早めに予約している。 午後からヒラリンが取りに行くようになってる。
お誕生日メニューとして ・エビフライ ・チーズフライ ・フライドポテト ・ハッシュドポテト ・ポテトサラダ ・マカロニサラダ ・バンバンジー
を作る。 つっても大半が冷凍食品だけどな。 一から手作りはサラダ類だ。
夕方から実家に行く予定なので急いで作ってしーちゃんを早めに風呂に入れる。 何が大変って作った料理を持ち運ぶのが大変だ。 そしてこの時点で私は電池切れ寸前。 準備で体力を使い果たしてしまう三十路主婦・・・
実家に行くと ハッピーバースデーを歌う前に、ケーキにローソクを立てて「ふーっ」と吹き消す前に、じいじが買ってきていたプレゼントを開け始めた。
えーーっ順番が違うだろーー!?
と私の心の叫びを無視して、でかい箱は開けられていった。 ラッピングがクリスマス仕様だったのは時期的にしかたない。
子供用のキーボードがでてきた。 マイクと椅子のついたりっぱなキーボード。
しーちゃんは大喜びで鍵盤をたたいたり、ボタンを押したりする。 そしてじいじをキーボードの前に座らせ自分の演奏を聞かせたりしている。
ケーキにろうそくをたてて、食べる準備ができてもキーボードの前から動かない。 ヒラリンが「ごはんを食べなさい」といっても無視。何度もしーちゃんを呼ぶが聞くわけない。
心の中で「こうなることはわかってるんだから、お義父さんが開け始めたときにおまえが止めるべきだったんじゃ!それを一緒になって開けてその上組み立てまでして、今さらごはん食べに来るわけねーだろ」と毒づき、ほっといた。
しばらくしてちょっと飽きた時にろうそくに火をつけ歌を歌って吹き消してとなんとかイベントをクリア。 しかしすぐにキーボードの前に戻る。
少し飽きてきたのかテーブルの方に来る時を狙ってちょこちょこ食べさせる。 ホールケーキ(5号)6分の1をぺろりとたいらげる。 寿司のネタの海老をよこせと催促する。
私達からのプレゼントをやっと渡す。 お義父さんが開けてあげていたのだが、箱を破く。 ・・・ちょっとムカついた。この下手くそが! しーちゃん魚釣りゲームに食いつく。 しかし上手くできないのでじいじが手伝おうとすると拒否! 断固拒否!! それでも手伝おうとするじいじ。 とうとうしーちゃんが怒り出す。 するとじいじも怒り出す。
「しーができんけん、じいじが教えよるとたい、なんで怒るとか」
みたいなことを言っていた。こりゃだめだ。
9時をまわったのでさあ帰ろうか、となったが
「帰らんと!」
と帰宅を拒否する2歳児。 「パパもママも帰るよ、バイバイ」 というと 「バイバイ」 と手を振る2歳児。最近親の威厳なし。
いい機会だし、泊まれるなら泊まらせてみようかと思いお義母さんにそう言って見たら返事はOKだけどニュアンスがお断りしていた。 それでもともう一押しして 「だめだったら電話してもらえれば何時でも迎えに来ますから」 と言ったがスルーされてしまい、 結局私とヒラリンと義両親としーちゃんを連れて車に乗り、しーちゃんが寝てから義両親を実家に送り、自宅に帰りました。
お誕生日会(?)としてあの順番はないだろうと考えていたのだが、そういえばヒラリンは誕生日会とかした記憶がないと言っていたから分らないのかもしれない。 サンドイッチも小学校の卒業式のときに初めて食べたとか言ってたしな・・・時々彼の子ども時代が不憫に感じるときがある。
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