先日試写会を観に行った原作の「博士の愛した数式」が第一回本屋大賞を受賞した作品なのですが、この所の色んな本の賞に対して疑問を感じていたから、この賞はかなり「いいんじゃないの?」と思っている(笑) 本屋の店員が選んだ本好きによる、本好きの為の賞というのが解るので。 第二回の受賞は「夜のピクニック」です。実は恩田陸さんの本は数点読んだ事があるのですが、いまいち私に響いてこなかったので、好みの違いなのか、それともこの作品は私も「おお〜!!」と思う内容なのかもしれないけれど、第二回の受賞が受賞なだけに、いまいちピンと来なくなってしまっているのですが、そろそろ次の本屋大賞が決まる。 次は何なんだろうか。本好きがうなるような作品だと嬉しいな。 結構新作をあまり読まないので、これからは新作をガンガン読んで行きたいと思いつつもとりあえず買う事はするようにしているけれど、相変わらず積読状態になっている。 最近「本の雑誌」も買っていないのです。読む暇がない…というのもあるけれど、1度買い忘れてしまうと「どうでもいいや」なんて思ってしまうんだよね。また次の号から買おう(笑) ハードカバーの本もガンガン…とまではいかないけれど、買って読みたい。文庫落ちを待つのも面白いんだけどさ。一応文庫担当でもあるし(笑) でも、その本の読み時というのがあると思うのです。それは本にもあるし、読む人にもあると思う。今じゃなくて、もうちょっとしてからがいいという場合もあるので、そのタイミングというのが難しいとは思うのですが、もっともっと本を読みたいなぁ…とPOPを書きながら感じている。 あ、今日はPOP書いてないけどね。 毎週水曜日は忙しいのです。 いや、毎日忙しいけれど、特に忙しいのが水曜日なので。 他の本屋でいいPOPを見ると「本好きが書いたPOP」なのかそうじゃないのか解るのですが、そこで「本好きが書いたPOP」なんて見つけてしまうと闘争心がむき出しになってしまうのです。 売れている本を読むわけではありませんが、もっともっとマイナーな本を読んで、それを平積みにしてPOPを書きたいわけですよ。 そして、その本を買ってくれる人がいた日にゃ、あんた!!(笑) 沢山本を売るのも楽しいけれど、こっそりと布教活動をするのも楽しかったりするわけです。 本屋大賞もメジャーな本ではなく、地味な作品を沢山選んで欲しいんだよね。「ああ、そういやそんな本あったな」という本を選んで欲しいわけです(笑) んで「ちくしょう、やられた!」と思いたい(笑) 本屋の店員なのに、いまいち自分のアンテナが動いていないので、鍛えたい。
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