創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年09月21日(水) 北森鴻。

読んだ事ない人だったんだけれど、今面陳している(ドラマ放送があるから)からどうしても気になり、ミステリィですが、民俗学要素もあり、ちょっと京極テイスト? なんてかなり興味持ってしまって、今日手に入れてきた。
ってなわけで「凶笑面」「触身仏」の2冊を買ってきた。
両方とも短編集なので、読みやすいと思う。
本格ミステリィと紹介されているので、もし苦手なパターンだったとしても、長編だと苦痛を感じますが、これだと大丈夫!!
なんて意気込んで2冊も買っています。
何となく嵌りそうな感じがするので。

というわけで、帰りの電車の中で読み始めたのですが、好みの文体です。こんな調子で全部の話に事件が絡んでくるのか…と思うと、以前別のミステリィで感じた「一般人がそんなに事件に遭遇するかい!」な突っ込みが入りそうな予感がしますが、そこはもう無視するしかないか。
それを言えば京極も…あ、でも、あれは納得出来るか。京極堂がいるわけだから。
「凶笑面」を読んでいると(まだ1話だけですが)、京極作品(講談社シリーズ?)を読みたくなる。続き読まなきゃなぁ(笑)

あっという間に1話の「鬼封会」を読了した。
ちょっとキャラが表に出ているという感じはするけれど、まずまず面白かった。
トリックがどうとか、密室がどうとか、嫌いな要素は入っていなかったので、那智の薀蓄というか、拘りというか、人物紹介な感じの話でしたが、この偏屈な那智がどう活躍するのかが楽しみになってきました。
プチ京極堂な感じがします。
結構癖のある登場人物が好きなのかもしれない。
そういや、このシリーズの最新刊がハードカバーで出版されたばかり。もし「触身仏」を読了したら続きをハードカバーで読むのだろうか。

ドラマは「凶笑面」というタイトルだったので、2話目の「凶笑面」がドラマになるんだろうか。まだ読んでいないのでどんな話なのか解らないけれど、多分1話からじゃないと解らないという内容ではなさそうなので、ドラマが始まるまでに2冊読了していたい。
とりあえず、録画予約しなきゃね。

と、書いたけれど、もしかして…と調べたら先週の金曜日でした。
私ったらB'zのLIVEに行ってた!!
ちくしょ〜〜。再放送待ち……(苦笑)


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未森

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