子供の頃に、身近にこんなお兄さんがいたら…なんて日に日に思うんだよね。こんな人がいたら絶対にまっすぐ自分を見つめられるような気がするのです。 響鬼さんが、明日夢くんを諭す所が説教じゃなく、心からの言葉だというのが伝わっていいんだよね。頑なになってしまいそうな気持ちを優しくほぐしていくシーンが凄く良かった。行きはきっと「憧れのお兄さんと」という気持ちはあっただろうけれど、とてもマイナスになっている部分で占めていたと思う。でも、帰った時はどんなに自然が素敵だったのか、殻に篭っていた時には見えなかったものの素晴らしさを伝えようとする姿を見て、お母さんも、友達も、橘の人たちも安心しただろうな。
そんなほのぼのした部分もあるんだけれど、魔化魍たちとの戦いはきつくなっていく一方。鋭鬼さんも復活して…ってそういや、この人駄洒落言ってた?(笑) いやいやでも、先週の「とりゃ、とりゃ、えびふりゃ」には負けるね。インパクトも…(笑)
何気にほんのり淡い恋も入っていたりして、そこもまた可愛くていい。明日夢くんにはまだまだ先っつーか、まだ開花していない。いや、つぼみにもなっていない状態だから、最終回までにどう成長するのかこっちの意味でも楽しみだったりします。 威吹鬼さんはかすみさんに、ひなかさんは轟鬼くんに…と、結構一方通行の恋なんだよね。響鬼さんとみどりさんはどうなんだろう? かすみさんは最近威吹鬼さんを意識している感じがするので、こっちの進展が一番早いかもしれない。
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