かなりあとがきが好きだったりします。なので、あとがきを書かない作家さんの本を読むとちょっとだけ消化不慮な感じがするのです。あとがきですが、先に読みますから(笑) でも、ネタバレが書いてある場合はそこを飛ばします。解説もあったら、先に読む事が多いけれど、解説は殆どネタバレだから、そこをかなり飛ばして意味不明の文章になりますが、とりあえず先に読みたいので、パラッとね。 あまり自分の事を語りすぎるあとがきは読んでいて苦痛以外の何ものでもないんだけれど、語りすぎる1歩手前までのあとがきが好きです。 折角のあとがきなのに、さらっとしていて、それやったら書かない方がいいんじゃぁ…というあとがきもある。いやいや書いているんだな…というのが伝わるものもあって、それは読むととても残念な気持ちになるというか、それ程この作品に対しての愛情というのはないんだろうかと感じてしまう。 単に苦手という人もいるんだろうけどさ。
漫画のあとがきというのは殆どありませんが、たまに描いている人がいて、漫画家さんだからイラスト付きだったりするので、おまけを貰った気持ちになるのでガンガン描いて欲しいです。 小説のあとがきにないものがあるから、色んな漫画家さんのあとがきも読みたい。 あとがきなのかどうか解らないけれど、岡野史佳さんのあとがきが一番好き。自分の好きなものやら、本に収録されている物語を描いている時のエピソードだったり、旅行好きな人だから、旅行記があったりと、本当に贅沢なあとがきがあるんです。 出版社を移ったり、体調を崩したり…と、ここ数年本出していないようなんですよね。作品もとても独特の世界観で好きだから、また読みたいです。 どうして白泉社から出てしまったんだろうか。 編集長か誰かが変わって…という噂は聞いた事あります。成田美名子さんも「LaLa」ではなく「メロディ」で描いているしね。ガラッと変わってしまった「LaLa」には殆ど魅力を感じなくなってしまいました。 リニューアルするのも解りますし、新しい風を送り込まなければマンネリ化してしまうのも解るけれど、芯まで変えてしまうのはどうなんだろう。 岡野さんの「少年宇宙」シリーズやら、完結していない「イリスの卵」の続きが読みたいです。
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