創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年03月04日(金) 「挌闘する者に○」読了。

面白かった! 最後まであの勢いのままだったのがまず嬉しい。結構尻つぼみになってしまったり、勢いがなくなったり…と、はじめのテンポがなくなってしまう事が多々あるんだけれど、これにはそれがなく、そのままの勢いで終わったのが嬉しいし、読んでいて面白かった。
あの出版社の面接はリアルに書かれていたけれど、自分の体験談なんだろうか…と思ってしまう位だ。おかげでK談社に対しての印象が悪い悪い(笑) フィクションだったらごめんね(笑) でも、ノンフィクションだったらマジで感じ悪っ。
いやいや、たまたま面接官がそういう人だっただけなのかもしれないけれども。
あまり面接経験はいなけれど、感じの悪い面接官にはあたった事がないので、たまたま私はラッキーだったのかもしれない。今働いている所の面接もとても紳士的な面接が行われたしね。
でも、マニアックな質問のある面接って面白そう。出版社の面接というのはこんな感じなのかも。本屋での面接でもどんな作家さんが好きで、どんなジャンルの本が好きなのか…というのを聞かれたけれど、前の本屋ではそんな事は聞かれなかったなぁ。今のように担当別の仕事ではなく、単なるアルバイトだったからなんだろうか。でも、一応今もバイトだしなぁ。担当があるから楽しいんだけれども。
それはさておき、この物語の主人公可南子はただ「出版社に就職がしたい女の子」というだけでなく、家庭環境やら友達や恋人がおかしいし、でも、ただ変というだけじゃなくて、それぞれ味があって魅力的だからまたいいんですよね。
すぐに再読してみようと思います。更にマニアックな部分を見つける事が出来るかもしれない。気付かなかった部分も、初読の時に何とも思わなかった部分に反応しそうな予感もする。
「月魚」はいまいち面白さが解らなかったのですが、これはいい。他の作品はどんな内容なのか全く知らないけれど「挌闘する者に○」テイストの勢いのある作品だといいなぁ。ハードカバーで新刊が出ていた筈。うちの店にも入荷していたと思うので、売り切れてなかったら、ちょい立ち読みしてみようかな。


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未森

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