どこまで素で書けるかな?

2002年10月11日(金) 会社の本質。

日々就職活動をしている。
活動といってもまだまだ求人サイトからメールをちらほら送る程度だ。

自分が設定したハードルが自分の能力よりも上なために、
面接までいくこともままならない。
始めのうちは選考落ちするたびにめげそうになっていたが、
最近はダメで元々と思えるようになり精神的に楽だ。

そのサイトは条件を提示しておけば企業の方から「うちで働きませんか?」メールが届くシステムもあり、
2社ほどから応答があったのだが職種や勤務先などの条件が希望とあわずに断ってしまえるほど焦りは全くない。

メールでの応募。

これは初めての体験なのだがこれだけでその企業の本質が垣間見えることに最近きがついた。

全く連絡がこない会社。
1ヶ月ほど先に面接の日時を設定しておいて求人募集を辞めたから来なくていいという会社。
選考落ちの人はメールしませんという会社。

たぶん上記のような姿勢の会社は社員も大事にしないだろうと思うので、不採用でも全く悔しくない。

だが、5社くらいメールをして1社だけ不採用になったことが惜しまれる会社があった。
私は不採用連絡にもお世話になりましたメールを送信してるのだが、
そのことについての礼と不採用理由を記載して返信してきてくれたのだ。

『能力的には問題なかったのですが、未経験な分、自己アピールでもっと自分を売り込んだほうがいいですよ』

簡単にいうとこんな内容だったのだが、今後の活躍に期待しますとか、機会があれば一緒に働きたいとか、もちろん社交辞令だけれどもそんなことまで書いてあった。
こんな所だったら入社後も気持ちよく働けるだろう。

機械を通してのやりとり。
だが、機械の向こうには生身の人間がいることを忘れちゃいけない。


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