どこまで素で書けるかな?

2002年02月21日(木) 掟破り。

君と私の間に、

「相手が決めたことには、反論しない」

という暗黙の了解がある。

でも、今度ばかりはそのルールをあえて破ろうと思う。


私はちゃんと覚えていた。
君がこのハードルが多そうな恋に踏み切ろうかどうしようか悩んでいた時に、

「やばくなったら、言ってね」

と言っていたこと。


私だけの偏った判断ではなく、君を心配する友人達の意見も聞いて、
みんなで君が今、そのやばい時期だと判断した。

彼の家族想いがゆえに、
君だけに目を向けられないことや、
ちょっと幼稚だと思われる数々の言動。

そのあたりは今後二人で関係を育む上で、
クリアしていけるだろうと思った。


でもね。

今回のことだけは、
どうしても「ただそれだけのこと」とくくれない色々な要素を含んでいると思ったの。

二人で祝う、初めての君の誕生日。

その大事な日への心の入れように私は不安を感じた。

高級な店を予約しとけなんて言わない。
居酒屋やファーストフードだっていいと思う。
カード使うとか、誰かにちょっと借りるとか。

策はいくらだって取れたはずなのに、
彼があっさり、割り勘を選んだことに。

更に、あまり日が開いてない自分の誕生日には、
4万円のゲーム機をねだる。

ねぇ、冷静になって。

同棲をする時に、
一番問題となるのは、金銭面だと思う。

結婚をする時の重要な事柄の一つに、
互いの金銭感覚が近いというのがあると思う。

これはたぶん、
君が一番結婚相手に望んでいたことではなかった?

ねぇ、冷静になって。

別れた方がいいなんていわない。
ただ一緒に住み始めるには、時期が早いような気がした。

このままだと彼だけが子どものままで、
君だけが苦労する結果になると思う。

ねぇ、ちょっとだけでいいから、
色々悩んだ末に出した結論だって知ってるけれど、

同棲を一番勧めていた私が、
今になってとても無責任なことを言うけれども、

もう一度だけ、
考えてみてくれないかな?



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koma [MAIL]

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