2007年08月30日(木)
北欧旅行07/その10/ねじれたビルとひきつる笑顔
せっかくデンマークまで来たのですが、今日は 電車に乗ってまたスウェーデンへ。 コペンハーゲンから橋を渡って30分くらいの、 マルメという街に行ってきます。
国境の橋を渡っております。あそこに見えるのがマルメの街。
あっという間に到着。こんなに簡単に隣の国に行けるなんてすごいね、 とか言ってたらここで、問題が。 昨日デンマークに着いたあと、財布の中のお金をすべて デンマーククローネに取り替えてしまってました。 ここはスウェーデンなので、スウェーデンクローナが通貨です。 そしてスウェーデンは、どこもかしこもトイレが有料、コインを入れる自動式… 駅のトイレに入ろうとしたら…きゃー、お金がないから入れない!!! 電車の切符はカードで支払ったので、通貨の事はまるで頭に無く… どうしよう?どうする?と悩みながらも、とりあえず街を歩く事に。
マルメは古い建物と新しい建物が混在していておもしろい。 これは古い建物の方です。かわいい。 このあたりは博物館とかカフェになっていて、公衆トイレもあったので(無料) とりあえずここを使用。ってなんかシモな話ばかりですみません。
どうしようかねー、とまだ悩みつつバーガーキングに。 ここでもカードで支払い。 店のトイレはどうだろう…やっぱり有料コイン式でした。入れません。
マルメに来た目的は、ねじれたビルを見る事でした。 そこへ行くには、バスに乗らないといけません。 インフォメーションで「カードで往復切符って買える?」と聞いたら 「行きは買えるけど、往復切符はないのよ。帰りは運転手から切符を買ってね。 そしてバスでは現金しか使えないの」ということです。 ではやっぱりクローナに両替しましょう、しょうがない。 街中の両替所で1万円を出して「半分クローナ半分クローネ」と頼んだら「オッケー」 ということで、5千円分のクローナゲット。 うーーーん、昨日小銭使いきろうとして空港でお茶飲んだのに。 また増えてしまいました。まあまた来ればいいか、スウェーデンに。
さて、ねじれたビルですよ。 じゃーん。
ねじれてるでしょ? Turning Torsoという名前です。 一番上の、車窓写真のはしっこに写ってるんだけど、わかるかな?
全体像はこんなかんじ。 1階はギャラリーと記念品のショップ、インフォメーションセンターで 上はずっと住居だそうです。 旅行者が泊まれる短期貸しの部屋もあるらしい。 そして周りにも、高級そうな集合住宅がたくさん。
こんなかんじ。
こんなかわいいのも。
「まあ、なんて大きな王蟲の抜け殻…」 ではなくて、マンション住民専用のサンルームみたいです。
ゴキ…ではなくて、ベンチのような、オブジェのような…。
このねじれたビルとおしゃれ集合住宅は 海ぎりぎりのところにあります。 海付近は公園になっていて、そこからはさっき電車で渡ってきた オーレスン大橋と対岸のデンマークを眺める事が出来ます。
橋をバックにして写真とりっこしようぜ!と わいわいやってたら 「シャッター押してあげるよー」とカップルに声をかけられました。 さんきゅー、とポーズつけながらも、心の中では…
びみょーにひきつる笑顔。 結局なにごともなく撮影してもらい、 ありがとー、tack!と感謝してバイバイ。 んんん、スウェーデン人はやっぱり親切。 でもキンチョーするよね、こういうのは。
そんなかんじの、マルメ観光でしたとさ。 建築に興味ある人にすごくオススメです。 コペンハーゲンから行くときは、お金忘れないでね!
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