2004年01月28日(水)
soul of どんと
日曜日はsoul of どんと に行きました。
どんとは、たくさんのうつくしい歌を作り、歌い、 4年前にあちらの世界に行ってしまいました。 こちらの世界に残された人たちで、どんとの歌を歌って踊って 楽しもうではないか、というお祭りだったですよ。
いろんな人が歌い、お客さんが踊る中で いちばんすごかったのは、ヒロトでした。 ばーっと飛び出してきて、なんと「さいあいあい」をカバー、場内熱狂。 そして 「どんとは僕の大好きな友だちです」とぼそっと笑顔で言ったあとに 二曲目。「おめでとう」ごめん長いけど引用します。
君がこの世に生まれてきたのは 深い深い不思議なわけがあるんだよ もしも君がここにいなくなったら この星もぶっこわれてみんな消えてしまう
長い間 君は土の中にしゃがみこんで じっと待っていた さあ今日は君の誕生日だよ 君は今日ここに生まれてきたんだよ
遠いところから君はヘトヘトになってやってきた 体はキズだらけ
もう大丈夫 なにも恐くないよ 本当によく来たね おめでとう
ヒロトの歌で、この歌のほんとの意味がわかった。 ヒロトがどんとを好きなことがわかった。 残されたこの歌を好きなこともわかった。 どんとがこの歌で言いたかったことをすべて 自分をフィルターのように通過させて伝えてくれた。 友だちとはこういうもので 伝えるとはこういうことだと ヒロトの歌に教えられました。
もう聴きながら泣いちゃって泣いちゃって。 でも周りの人も泣いてたよ。 今も書きながらちょっと泣いてる。 みんなにあの時のヒロトを見せられないのがもったいない。
他にもいっぱい書きたいことあるけど あまりに長くなりそうなのでちょっとずつ。 ハナレグミ・くるりを、ちゃんと聴いてみたくなった、とか レヨナさんきれいでした、とか YUKIちゃんファンは、出番少なくてがっかりしたかなー、とか ギターは佐橋さんだったのねきゃー、とか サンディーのフラはあまりにきれいですてきでかなしかった、とか ダパンプの男の子が飛び入りで場内びっくり、とか。
最後はどんとの歌う「おめでとう」が明かりのついた場内に流れ 静かに立ちつくして聴いていたみんなは、歌の終わりに拍手。 ボ・ガンボス!どんとありがとう!と叫び、会場を後にしたのでした。
それにしても、こんなお祭りがあると 死ぬのなんてこわくなくなっちゃうね。 生きてるうちにたくさんうつくしいものを作って残しておけば みんながこんなに楽しくお祭りにしてくれるんだとしたら 何もこわくないよ。ほんとに。 だからうつくしくて楽しいものだけ作っていきましょ。
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