解放区

2014年12月28日(日) 麻黄湯マジック2

続きを書こうとしていると瞬く間に時間が立ってしまったので、一気に省略。


3日目

朝起床すると、解熱していた。発汗がものすごく、着ていた服だけではなく布団までビショビショで、服と布団を取り替えた。汗が出て解熱したということは、麻黄湯の効果が十分に発揮されたということだ。

そんなわけで、麻黄湯の服用を中止した。結局麻黄湯は五包内服しただけに終わった。残りは次回発熱した時のために置いておくことにした。

体はずいぶんと楽になったがまだ食欲はない。体重も結構減っただろうが、測る気力もわかない。

昼から今度は猛烈な下痢になった。知識としては、インフルエンザで腹部症状が出現することは知っていたが、知っているのと経験するのはずいぶんと違う。

それと、強烈な筋肉痛は数日続いた。あの痛みは忘れられないし、貴重な経験となったと思う。


臥床中は勉強する気にもならず、ただたくさん本を読んだ。本っていうか、主に漫画。


「球道くん」全19巻

いつの日か読もうと思い大人買いしたままだった漫画。水島新司の漫画は大好きだが、球道くんは未読だった。そんなわけで今回初めて読んだのだが、1巻を読み始めたら19巻最後まで一気に読み通してしまった。

水島新司は野球漫画をもっぱら書いている作家だが、彼の漫画の特徴は「スポ根」ではないところ。そして、特に「大甲子園」以前の漫画は、野球を扱っているように見せてその実は「貧困」を扱っている作品がとても多い。球道くんも単純なスポ根漫画ではなく、その世界が非常に面白かった。




「大甲子園」全28巻

引き続き水島新司で大甲子園。彼の集大成の作品で、球道くんに引き続き読んだ。

水島新司の高校野球を扱った作品は、「ドカベン」「球道くん」「ダントツ」「一球さん」などなどたくさんあるが、実はすべて高校3年生の春まででストーリーが終わっている。

それはなぜか。まあ、ここまで書いてしまえば理由は明白だが、彼の思い入れのあるキャラクターを全て一つの作品で、しかも高校3年生の夏の甲子園でまとめて戦わせようという、まあ言ってしまえば男の夢みたいなもので。それがこの「大甲子園」。上記のキャラをガチで戦わせた結果、果たして誰が優勝するのか。作者としては最高に楽しかっただろうな。




「聲の形」

kindleで大人買い。読みたいときにすぐに購入できるなんて、なんて素敵な時代になったことだろうか。感想はまた今度。




「おしゃべりは朝ごはんのあとで」

朝ごはんは食べない自分だが、人が食べているのを読むのが大好き。そういう意味で結構楽しく読んだ。





「弾左衛門とその時代」

部落問題に対する勉強はてめえの人生のテーマだが、あらためて弾左衛門についてのお勉強。今度東京に行った際には浅草に行って、弾左衛門の軌跡に触れてみたい。





漫画ばかり書いたが他にも本はたくさん読んだわけで、なんだかもうどうでも良くなってきたのでこの辺りで終わり。てめえはたくさん写真集も持っているが、それらも読み返したり。要は頭をあまり使わない本を読んで、がっつりリフレッシュしたわ。


 < 過去  INDEX  未来 >


い・よんひー [MAIL]

My追加