解放区

2012年01月31日(火) 臨時往診

今朝は布団の中まで忍び込んでくる冷気で眼が覚めた。昔はどちらかと言うと暑さの方に弱かったのだが、基礎代謝が落ちたせいか今は寒さにとても弱くなってしまった。なんてこった。

往診担当の先生が休まれたので、急遽てめえが往診に行くことになってしまった。あまり経験がないのでびびってしまったが、要は外来でやっていることをご自宅でやればいいだけの話だと思い直した。

結論から言うとこれは良い経験だった。いつもはてめえのホームで仕事をしているが、その方の家に出向くということは、その方のまさしくホームに行くということだ。それぞれの生活の背景を垣間見ることができてなかなか意義深かった。

しかも最近は京都の街中の建築物にも興味があるのでまさしく一石二鳥だ。いろんなご自宅にお邪魔して、いろんな家があることを勉強できた。そういう意味でもなかなか面白かった。

今後の医療は、病院から在宅加療へと向かっていくだろう。すでにそういう方向で動き始めているが、制度が整えばそちらの方がいいだろうということがより実感できた。てめえもできれば畳の上で死にたいからな。路上でもいいが、病院のベッドの上だけは勘弁してください。


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い・よんひー [MAIL]

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