解放区

2011年12月21日(水) パン屋再開/海老芋

以前に書いた「燃えたパン屋」が復活した。さっそくパンを求めに行ったが、速攻で売り切れていた。再開を待ち望んでいた人がこんなにたくさんいたわけですね。また出直すことにしよう。

プチメックも金土日営業その他休みというわがままな店で今日は休みだし、他のパン屋に行く気も起きず、家で父の朝食用の食パンを焼いてオリーブオイルをたっぷり浸していただいた。


海老芋という芋がある。海老のような外観をしている里芋のような芋なのだが、これがまたねっとりとしていて大変美味い。お値段がそれなりにすることが唯一の欠点だ。だが美味いので、安くで売っている時を見計らって購入し、鰹出汁で炊くのが楽しみだ。

数日前に海老芋を購入していたので、一昨日は下ゆでをしてから味噌味の鍋に放り込み、昨日は鰹出汁で炊いた。いずれもとてもおいしかった。昨日はそれに加えて、縞ホッケの干物を焼き、キャベツとカイワレ大根とミックスビーンズに塩とオリーブオイルだけのシンプルなサラダ。てめえはオリーブオイルとごま油を多用するので、両方とも大量に買いだめしている。ちなみにオリーブオイルはこれで、ごま油はこれ。両方とも美味すぎて何の変哲もない料理がとたんに豪勢な味になる。食事のうまみ成分の多くは油が占めているので、良い油を使うのがよいだろう。肉や野菜は安物でよい。

海老芋は、棒だらと炊いた「いも棒」が有名だが、てめえは一度も食べたことがない。エセ京都人であることがばれてしまう。まあ味を知りたければ平野屋に食べに行けばいいのだろうがええお値段しはるしねぇ。

味も知らないのでつくるのもどうかなあ、と思っていた。棒だらもええ値段しはるし。京都では正月料理なのだそうで、この時期になると店先には海老芋と棒だらが山積みされているわけだ。去年はもんもんと考え続けた挙句、やっぱり一度は作ってみようぜ京都料理だし! と一大決心をし、正月明けに材料を買いに行ったが、なんと正月を過ぎるとどの店からも棒だらが消えていた。なんてこった。正月過ぎたら誰も買わないわけね。なんとなくやる気をそがれてしまい、今年も店先に棒だらが並んでいるが買う気が起きないのだ。


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い・よんひー [MAIL]

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