解放区

2011年11月10日(木) 料理する

最近は毎日料理している。ほとんど加工食品は使用しないので、めんどくさいことはめんどくさいが仕事するよりましだ。今は5時には仕事が終わるので、それから買い物をして帰る。いろんな店で買い物するので、店ごとの特徴もわかるようになってきた。

で、まじめに考えてみたが、きちんと料理するようになった理由はどうやら二つある。一つ目は、京都に住んでいるということである。

沖縄にいるときはあまり感じなかったが、こっちでは旬のものがはっきりしているということ。まあ沖縄は亜熱帯なので旬もくそもあるかと言われればそれまでだが、京都はよりはっきりしているのではないだろうか。その旬のもので、いままでいわゆる京都の家庭料理をいうものを作ったことがなかったので、いろいろと試してみている。「なすとにしんのたいたん」とか、実際食べたことなかったわけだ。これは、子供の時に料理を作っていた母親が、京都出身ではないことと関係しているのだろう。京都にはいろいろ京野菜があるので、ネットや本などでレシピをいろいろ調べたりしながら作っている。ただし、元の味がよくわからないのだな。

本は、図書館で借りてきている。さすがに、図書館に行くと、ちゃんと京料理のコーナーがあるのだ。これはありがたい。

おかげで、今まで知らなかったことがいろいろと分かった。京都では牛肉の消費量が多いとか、こんなことも知らなかったわけだ。母親が南国出身なので、てめえの育った家では豚肉ばかりだったからな。たしかに牛肉コーナーがやたらと充実している。

京野菜も、旬の時期だけどかっと並んで消えていく。以前に、中国では、冬になると八百屋には白菜のみが山のように積んであると聞いたことがあるが、そこまで極端ではないが何となく情景が理解できる気がする。

さて二つ目。これは、偶然ネット上で出会った高野さんの日記の影響である。リンクは張らない。おっさんひとりめしでググると出てくる。これがまた、毎日おいしそうな料理を作ってらっしゃるわけだ。感化されやすいてめえは、たちまち壇一雄の本や池波正太郎の本や海軍レシピの本などを買ってしまった。ちなみにてめえが一番好きな料理本は向田邦子のもので、ずっと台所に置いてあるので表紙は脂でてらてらになっている。これは偶然、一乗寺の恵文社という書店で見つけて衝動買いしたものだが、そんな話はどうでもよい。



さて今日の晩飯は何にしようか。最近近くの店で、香菜がたまに置いてあるので、今日もあれば買って帰ろう。おいてあれば必ず買うので、最近おいてある頻度が高くなった。イカが安かったらイカと炒めてもいいし、そういえば冷蔵庫にブタのバラ肉があるのでそれで炒めてもよいし、サラダに入れてもよいし。豆とキャベツのカレーつくっていれてもいいし。


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い・よんひー [MAIL]

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