サボテンは歌う。

2004年03月05日(金) ゼロワン後楽園大会感想。

2月29日にしょんぼりした気持ちになって、その上翌日の橋本の妙な発言で
もっと落ち込んで・・・。

もしかしたらゼロチュー卒業かも・・・とやや暗い気持ちで臨んだ後楽園ホール。

そんなことは全くの杞憂でめちゃくちゃおもしろかった!

以下感想。

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▼第1試合 
星川 尚浩,×浪口 修,葛西 純
(ラリアート→片エビ固め)
黒毛 和牛太○,明石 鯛我,ヴァンサック・アシッド


葛西が黒毛をバカにしつつ、何とか盛り上げようとしてあげてるのが涙ぐましい。
しかしそのやさしさを活かしきれない和牛太・・・。

明石と浪口が対戦するとあまりの大きさの違いに会場が沸く。
判官贔屓で皆浪口君を応援してしまうけど、明石も頑張れ〜!


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▼第2試合
○高岩 竜一 (ラリアート→片エビ固め)佐々木 義人×


正規軍を裏切った佐々木が高岩にどうやって立ち向かうのか興味深かった試合。
真っ向からぶつかっていった義人もそれを真っ向から受け止めた高岩も
どちらもお見事。
この2人の最近の試合は全然外れがないよなあ。

最後、高岩が差し出した握手の手を義人が握り替えしたのにはちょっと意外な気持ちが。
普段は絶対握手しない義人なのに。
やはり高岩には特別な思い入れがあるのかな・・・?

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▼第3試合 
○越中 詩郎,大森 隆男
(パワーボム→エビ固め)
坂田 亘,佐藤 耕平×


なぜか越中大人気。
コール時に山ほど白いテープが飛んだけど、誕生日か何かだったのか?

坂田と越中っていうのもおもしろい組み合わせだけど結構手が合うような。
大森はいつもと変わらず。
耕平はいつもよりヘタレだった。
でも越中の(異常なくらいの)人気もあって試合自体は盛り上がってた。

最後に耕平が越中から渡された「侍魂」と書かれたTシャツを肩にかけて退場。
まさか新ユニットか・・・?
たしかにROWDYは伸び悩んでいたからそういうのもいいと思うけど横井君は
どうなってしまうんでしょう。

あと越中・耕平はいいけど、大森・耕平ってタッグはちょっとというかかなり
相手を選ぶような・・・。
高岩・田中組ぐらいとあてないと相当塩分高めになってしまいそう。


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▼第4試合 World−1世界ヘビー級選手権
○ [王者]田中 将斗
(ローリングエルボー→片エビ固め)
[挑戦者]Jack Victory ×


また、怪しい外人キターーーーーーーーーーー!

会長挨拶の時から怪しさ爆発だったビクトリー。
ごつい顔とでかい体に似合わないオバカキャラ。

いちいち行動を取る際にセコンドのコリノの指示を仰ぎ、ちょっと攻撃されると
あまりにわかりやすい発音で「ジーザス!」と叫ぶなどいい味出しまくり。
めちゃくちゃ笑いました。

しかしいつも思うけどいったいどうやって見つけてくるんだろう、こんな人。
ぜひともまた来日してほしいな。


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▼第5試合 
Lowki,○スパンキー
(合体スライスブレッド#2→片エビ固め)
ホミサイド×,CW・アンダーソン


このカードならおもしろいだろうなという期待通りのおもしろい試合。
ただ最近のロウキーはスパンキーとのタッグばかりなのでそろそろ他の選手との
タッグとかシングルも見たいなあ。

この試合からランデルマンがこっそり観客席で観戦していた。

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▼第6試合 01認定USヘビー級選手権
○ [王者] ザ・プレデター
(ダイビング・キングコングニードロップ→片エビ固め
[挑戦者] 横井 宏考 ×


試合開始直後、西側観客席にハッスルモンスター軍が登場。
普通に座って試合見てるんだけど、ジャイアントシルバの顔面があまりに
でかいので気になってしょうがなかった。

試合はプレデターのすごさが光った試合。
プレデターも昔はトムと組まないとかなり心配だったのに、いつのまにやら
うまくなってるなあ。

ゼロワンは何とか横井を輝かせようといろいろ努力してるようだけど
どうしても伸び悩んでる。
上にも書いたけど耕平が越中たちと組むようになったら横井はどうするんだろう。


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▼第7試合 
トム・ハワード,○ダスティ・ローデス
(エルボードロップ→体固め)
スティーブ・コリノ×,ダスティ・ローデスJr.


ローデスはこの間のハッスル1が日本最後の試合と言っていなかったかね?

両国のゼブラーマンといい、今回といい、いくらトムがうまいからって
なんでもトムに任せすぎ!
もっとトムが活躍するようなカードを組んでほしいよ〜。

この試合くらいから大森さんが観客席の隅っこで観戦してた。
中村さんにでも「もう少し試合見て勉強しろ」って言われたのかな。
しかしメガネかけてると普通の兄ちゃんだなあ。


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▼第8試合 タッグマッチ
(※X不在の場合1対2ハンディキャップマッチ)
大谷 晋二郎,X

大谷 晋二郎,○日高 郁人,宇和野 貴史,小島 聡
(飛びつき押さえ込み)
金村キンタロー×,黒田 哲広,田中 将斗,佐々木 義人


試合開始前、金ちゃんのマイクから会場がヒートアップ。
「未確認だけど、ほぼ確実な情報がある。大谷にはパートナーがいないらしい。」
「でも俺らは2対1なんかやらないからな。」

「ビコーズ、なぜならば!
2対1でやって負けたら恥ずかしいからや!」

そして、浪口君に「君なんかいいよ、ぜひあがってごらん。」
崔に向かっては「お前は病み上がりだからやめとけ。」
(ここでX=崔という私の予想その1はなくなる)

エプロンサイドでTシャツを脱ごうとしている和牛太には「お前は言語道断や」。
それでも和牛太がリングに上がろうとするとさらに追い打ち。

「お前、空気読めや」

(ここで思わず、観客席に紛れて観戦中の大森さんを見てしまった。
金ちゃん、大森さんにもその一言を言ってやってくれ!)


そんなこんなで会場が盛り上がったところへ大谷が飛び込んできて試合スタート!

最初は優勢ながら途中で田中も乱入してきたせいであっという間に劣勢に
立たされる大谷。

会場中が「誰か大谷を助けてやれよ!」と願っているところへ(私の後にいた人は
「田中、帰れよ!」とマジ切れ気味だったし)乱入してきたのは日高!


あーー、1番来て欲しい人が来たよ〜。
日高よかったね〜。


途中でWJの宇和野が入ってきたのは正直余計だったけど、最後の最後で何と
小島まで登場して場内大爆発!

しかも最後は大谷でなく日高が、それも義人からでなく金ちゃんからフォール!
勝った瞬間に日高と大谷が本当に嬉しそうに抱き合ってるのを見てちょっと
うるうるしてしまいました。


会場から起きた日高コール。
ずーっとゼロワンに参戦しながら全く日の目を見ることのなかった日高が
やっといい感じに前に出てきてくれたのでとっても嬉しい。

しかし、最後の締めを所属じゃない選手がやるんだからゼロワンって本当に
何でもありだよね。
そしてそういうおおらかなところが大好きです。

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▼まとめ

29日は何だったんだろうと思うくらい、いつもの楽しいゼロワン興行でした。
1番おもしろかったのはメイン。
気になる選手はビクトリーだな。

今後は大谷の新しいユニットがどうなっていくかも気になるし、田中と金ちゃんが
仲間割れしてるっぽいのも気になるし、ROWDYがどうなるかも気になる。

これからもまだまだゼロワンは卒業出来そうにありません。


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