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ひめいわ総支配人の1日。
姫路家いわし
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2003年08月23日(土)
タウンミーティングに参加してみましたけども・・・。

 そんなわけで、2週間ほど前に申し込んだタウンミーティング、
「NPOと行政の協働について考える」って奴に参加してきました。

ハッキリ言って、タウンミーティングにするには、テーマが固執しすぎですよね。
「NPOについて」「行政とNPOについて」ならまだしも、
「NPOと行政の『協働』について」なんていう、とんでもない一部分に重きがある
んですから、一体何が目当てのタウンミーティングなのか、ハッキリ言って分かり
ませんでしたね(と、コーディネーターと県にまず釘を刺してみる。読みっこないけど)。

 っていうのは、そもそも、NPOってなんだ。行政はNPOに何すんだ。
この辺が具体的に分かっていない人間を集めて、何をしようって言うのか、ハッキリ
見えてこないんですよね。要するに県側の「県民の意向も反映させましたよ。」的な
既成事実作成の為の口実だったんでしょうかね。

さて肝心の内容について・・・。

コーディネーターがウチの大学の教授(学部は違うけど)と、もう一人女性の方。
パネリストが、福祉系NPOと、生涯教育系NPOと、子育て支援系NPOの
代表が各1人。それと、市役所の担当部署の課長級が2名。

で、まずは「自分のところの概況」。この話が自己紹介を兼ねて要るんだけど、まず
テーマの「協働」から脱線しているわけ。
次に、「協働を推進していく為の『方策』について」の話ですけど、
誰も方策について語れないんですね。仰る内容はそれっぽいんだけど、ズバリ的を
射ている発言は出てこないわけで。だいたい、「方策」って何?
法人側が何か言っても蹴らない体制を築け、ってその一言じゃないの?

そして、「協働を『重点的』に推進していくべき領域(分野)について」。

バカじゃないの?
重点的に推進すべきって、プルダウン型じゃん!NPOの形たるべき、ボトムアップ型
に逆行するようなお話。これは何?!
ってなもんで、この辺の苦情(言っても仕方ないんだけど)はしっかり、最後の
アンケートに書いておきましたけど)

まあ、それで、「最後、言いたい事が有れば」ってので言わせて貰ったわけですね。
このタウンミーティングの中身が、「NPO=福祉系のモノ」に偏り始めたから。

「本来の福祉問題ってのは、社会情勢から考えればもっと広範囲なモノだと思うから、
もっと町の問題全体を見通したNPOというのが望まれていくような気がするので、
NPOの定款には含みを持たせるべきだろうと思うし、協働っていう、行政の
お膳建ても経済産業省の補助金みたいに自由度の高いモノでなければならないだろうし、
どうせやるなら、NPO同士の横の連携を行政がとりもつ、こういうのも協働に
なるんじゃないでしょうか」

まあ、こんな様な事を言ったんですよね。
したらコーディネーターに斬られてね。

そんならあなたがそういうNPO設立したらいい。

とさ。

ええ、私の給料くらい出るのなら、NPO設立しますとも。
それだけじゃ喰っていけないから二の足を踏むんでしょ。職のない学生としては。

結局「あり方を考える」場ではなかった、ってことが結論であります。

さすがは保守王国、愛知ですこと(民主党が強いのは名古屋市内ですので、全体で
見ればまだまだ自民系です)。

今日のオマケ:
1・私の発言中に、壇上の市のパネリストがナゼか私の方を指さして耳打ち。
  前回の役所訪問で顔と名前が売れたようです。さて、もうちょっと行ってきますか。

2・聴講に来ていた市議会議員氏をちょっと持ち上げる結果になってしまって残念。
  若者がそうやって街やら何やらに興味を持って貰っているし、考えているという
  のは素晴らしい事です!そういうのを応援したい!とか言っててさ。
  でも、会の終了後にご挨拶に伺おうとしたら、とっくに退室されてて居ないでやんの。
  ・・・まったくもう。