日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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26歳になってしまいましたー。アハハ。 何も変わっちゃいませんが、何も変えるつもりもありませんし、わたしは今までどおり、わたしの、たくさんの大切なひとや、ことに、感謝して大切にして生きていけたらいいなぁと思います。日々にこにこと、たのしく過ごせればなぁと思います。
さて、誕生日。 朝から「タイガー&ドラゴン」のビデオを見てダラダラするという、さえない感じでありました。しかしひとみちゃんから祝いのメール。ありがとう!持つべきものは友だねぇ! メールには「高校から10年たったわけだね」とありました。うわー、そのとおりです。 ひとみちゃんとの出逢いは高1、クラスメートだったわけですが、当時はそれほど仲良くもありませんでした。けれども、高校に入学していっちばん最初に話した相手はひとみちゃんだったことを、わたしはなにげによく覚えていて、たぶんひとみちゃんはそんなこと覚えてないだろうなぁと思いながら、そのことを伝えてみました。 案の定、そうとう驚いたらしく返信メールがきましたが、今となってみれば、なんとも運命的なものを感じる次第、なのでございます。
高校時代といえば、イリコの、かわいい暗黒時代であります。今となっては、かわいいものです。 しかし、当時は真剣なのです。今、今のわたしが今の自分に真剣なように。 銀杏BOYZ峯田氏のブログに、本人の高校卒業アルバムの写真が載っておりましたが、高校時代、きらいなひとを教室の窓からぶん投げてやりたいと日々思っていたわたしは、 休み時間は「ロッキンオンジャパン」か「H」をぱらぱらめくっているか、手紙を書いているか、寝ているか、の、どれかだったわたしは、 ああいうの、とても笑えないんだよなぁ。 でもわたしは、あの頃こそ平和でのんきで、幸せだったんじゃないか、とも思うのです。 わたしがひとりで勝手にクサクサしていただけのこと。 ほんとうはみんな、やさしくていいひとばかりだって、心のどこかで知っていたし、生まれながらに悪いひとなんてこの世にいないということも知っていたのです。 どうやって愛したらいいかわからなかっただけです。自分がかわいいもんだから。自分がかわいいのに、クラスメートはもっともっと元気でかわいくて、素直で、素敵だったから。
いらいらむかむかを抑えるために、少しでも健全な心にするために、音楽がありました。スピッツやサニーデイやカジくんやフィッシュマンズを聴いて別の国へ行ったり、ピチカートを聴いて野宮真貴気分で歩いたり(バカ…)、真実はロックンロールにしかないと、フラカン聴いて圭介くんと同じように卑屈になったり胸がいっぱいになったりしていました。 音楽があってよかったなぁ。 それは今もそうだけど。
あれから10年、いろんなものを許せるようになって、受け入れられるようになって、わたしはおとなになれたのだと思います。こんなこどもみたいな外見でも、一応成長したらしい。
実は今日は、素敵な誕生日会があったのでした。 なのにこんなことばかり書いてしまいました。 明日、書きましょうね。
他にも、メールを下さった方、お友達、ありがとう。そうでない方も、ありがとう。 ありがとう。 ありがとう。
長新太さんがお亡くなりになられたそうです。憧れのおとなのひとり、でした。最近、『長新太のチチンプイプイ旅行』というのを読んだばかり(本ポケット見てね)でした。とても残念です。ご冥福をお祈りします。もっともっと、彼の作品読もうと思います。とても心のリラーックスに良いのだから。かっこいいおとなでした。好きだからかなしいです。
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