日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2005年06月05日(日) |
京都大阪旅2日目、サウ゛ィニャック展 |
たっぷり眠って良い目覚め。おいしいパンとカフェオレを、まさこちゃんどうもごちそうさま!
まさこちゃんは、今日最終日の陶楽展へ。 わたしとひとみちゃんは、大阪へ移動。 サントリーミュージアムで開催中のサウ゛ィニャック展を観るためです。もともとわたしはこれにどうしても行きたかったのです。ひとりでも行こうと思っていました。そうしたらまさこちゃんの展覧会とちょうど重なり、ビタエンとも重なり、ナイスタイミングすぎです。
大阪へ向かう電車の中でもビタエンのMDを聴き続けるイリコ。当分やまないわ。 なんだか嬉しいのだよ。胸がずーっといっぱいなのだよ。 あ、誰かさんからメールがきたよ!嬉しいことが書いてあるよ。 あーまた、誰かさんからメール。みんなお元気ね。 今からわたしはサウ゛ィニャックを観に行くんだよ。 ひとみちゃんと行くんだよ。 あぁ、あぁ、誰も彼もが愛しいよ。好きなひとがいっぱいすぎて、ビタエンの音楽が流れて、わたしはもう、今、自分が、何に対してどきどきしているのかわからなくなるのでした。
サントリーミュージアムに着いたーーー!!! 安藤建築だーーー!!!(でも工事中ーーー!!!)
海が見えるーーー!!! 柳原さんのイラストのついた船だーーー!!! 海の向こうには、フンデルトワッサーさんの、ゴミ焼却場だーーー!!!
きゃっほー!と、言わんばかりにぴょんぴょんしてしまいました。 海は大きすぎるから、ほんとうはちょっとこわいのだけど。 それにしてもかっこよい建物でした。併設のカフェもなかなかの居心地でした。
そんなことよりサウ゛ィニャックです。 ボンジュー!ムッシュ!!やってきたよ!と言いたくなってしまうわ、サウ゛ィニャックおじさんのお顔は。
ポストカードや印刷されたポスターは雑貨屋さんへ行けばしょっちゅう目にするサウ゛ィニャック作品。 ひとつひとつはそうしてどこかで観たことのある作品がいくつもありますが、こんなに一気にホンモノが観れるなんてすごいことです。痛快!! たくさんの作品、どれも可笑しくて、くすくす。可愛らしくて、ふふふふ。色の使い方もすごく気持ち良い。わくわくしてにやにやしちゃう感じ。
こんな大きなポスターを飾れるようなおうちに住みたいなぁ。そうしたら毎日絶対楽しくなるよ!おもわず隣のひとみちゃんに、そう話しかけておりました。
誰にでもわかりやすく、かんたんで、ユーモアあふれるメッセージ。それこそがどんなに大切かということを、サウ゛ィニャックの作品は証明してくれているようでした。 これってポスターだけに限らず言えることだと思います。 シンプルに楽しく日々を過ごせれば。難しくするのが、人間様は好きすぎるのねぇ。おばかさん。 サウ゛ィニャックのポスターの中のひとたちは、たいがい、リラックスな顔です、冷蔵庫のポスターで、自分が半分凍ってたって笑顔です。ブラボー!
ひとつ気になってしかたがなかったこと、自身を描いた作品が、どれもが山本晋也監督に見えた。。。実際似てるか?
あと、森永のチョコレートのポスターもあったのですが、最初サウ゛ィニャックは男の子がチョコをかじっているものを描いたそうで、それを観た森永側が「チョコレートを食べるのは男の子だけじゃない。女の子もだ!」と主張し、男の子と女の子が一緒に大きなチョコをかじるイラストになったのですって。その森永側の発言、なかなかぐっときました。 実際のポスターは男の子より、女の子が大きく描かれているのはそのためでしょうか、素敵です。
たっぷり観てまわって、海を眺めてごはんを食べて、良い旅だったねぇとふりかえります。 今度は高知、行こうねーとひとみちゃん。うんうん、行こうねー、晴れた日に、行こうねー。ふたりそろうと雨が降るわたしたち、そう言って笑いました。
帰りは電車でびゅーん。 疲れたなぁ。遊んでおいて疲れただなんてぜいたくです。 でもちょっと、疲れたんだよ。 でもロフェルでの作品展が今日までだったので、搬出によろよろしながら行ってきましたよ、だから計画性がないんだってわたし。搬出の日だなんて、すっかり忘れていたのだから。 でも搬入の日も行けなくて、他の作家さんたちにお会いできなかったから、どうしても行きたかった。 行けてよかったよ、皆さんきらきらした元気いっぱいの女性ばかりで、なんだかパワフルでした。わたし、気後れして、はははーとか言ってました。 結局皆さんより一足お先に失礼をして、おうちへ。 おうちへついたら、まーちゃんから手紙が来てた! ミカちゃんからメールもきてた! どっちも嬉しいことがかいてあって、また元気になりました。
というわけで、ロフェルでの作品展、無事終了です。ありがとうございました。
良い旅でした。出逢えた皆様、一緒に過ごした皆様、ありがとう。
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