日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2005年01月18日(火) 名古屋大仏

もう少し、気遣いのできるひとになりたいと思います。
誰かと会うと、いつもそんな気持ちになります。
わたしはほんとうに、自分のことばっかり。
または、思っても、うまく思ったことを伝えられない。

もっといろんなひとと会った方がいいのだと思います。
会って、話して、優しいひとになりたいです。

今日はミカちゃんに遊んでもらいました。
どうもありがとう。

あちこちふらふらして、思いがけないものをいろいろと観ることのできた1日でした。
なんといっても見事だったのは、桃巌寺の名古屋大仏
びっくりしました!ほんとうに、大きな大きな大仏様がいらっしゃったのです。青空のもと、すがすがしくも雄大に、わたしたちを見守ってくださっているかのよう。心洗われる想いでした。
大仏様の存在は知っていました。以前テレビで見てから、一度行ってみたいと思っていたのです。でも、前を通ってもひとりではなかなか入ってみようとはしませんでした。
行ってみようか〜なんて軽く入ってみたけれど、すごく良かったです。やっぱりお寺っていいなぁ。わたくし庭より大仏派ですもの。あまりに立派で、ドキドキでした。浜ちゃん似で、良いお顔をされてらっしゃいました。

あと、宇野亜喜良さんの展覧会も行きました。電気文化会館でやっているのです。しかも無料!こんなのやっているなんて、今日、地下鉄の中で知ったのです。地下鉄の中に貼ってある広告で。これは行かなきゃなと思っていたら、行ってみない?ってミカちゃん。さすが。

宇野亜喜良といえばどうもすぐ、寺山修司を思い出してしまいます。なんとも独特なちょっと恐ろしいような、エロティックで、暗い視線の、物憂げな少女。そんなイメージが大きいです。他にも、以前古本で買った今江祥智さんのエッセーも宇野氏の挿絵でした。この本ではもう少し、華やかではないのにドリーミーで、でも繊細な雰囲気ものが多かった。どちらにしても、子どもが好きな感じではないなというのが、わたしのイメージでした。というか、わたし自身が、子どもの頃は宇野さんの絵が苦手だったのです。最近になって、やっと、宇野さんの世界のロマンチックさに気付いたのです。

それが今回観た作品は、ずいぶん印象が違うものが多かった!意外なほどに明るくて可愛らしくて、観ているだけで楽しいのです。こんな絵も描かれるんだ!と失礼ながら、驚いてしまいました。寺山修司で観たダークな不思議さが、かろやかな明るい不思議さに変わった感じです。
そうかと思えば、すぐに宇野さんだ!とわかる、今まで通りの素敵な作品もありましたし。
あぁー絵ってたのしい!わたしも描きたい!
良い刺激をいっぱい頂くことができました。

今年初ミル、初ロフェルも行くことができました。
昨日おとといと、家にこもっていましたが、やっぱり外はいいもんだねぇ!


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