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2001年07月16日(月) |
もっちゃん、チケ貧になる |
「チケ貧」それは、チケット貧乏の略。お祝い事の重なる年齢ってありますよね。それを、「祝い貧乏」と言ったり、「寿貧乏」と言ったりするのと同じ感覚で使います。(え?使わない?・・・ま、いいか) これは、方言というより、なんでしょ。ジャンル語?
チケットだけ考えていてはいけません。交通費、食費、そして、パンフレット。最近はグッズを販売する公演もありますね。今回、私の通うところとなりました「Vamp Show」、こちらも、もれなくグッズ販売を展開しておりまして、もっちゃん、はまってしまいました。だって、赤十字っぽい柄なのに、よく見ると、コウモリが飛んでたりするんだぜ、かわいいじゃない。
劇団☆新感線は、ロックオペラ風のとこからはじまったらしい(当時を知らない)名残か、ここのとこは「いのうえ歌舞伎」と、演出家の名前を取って言われておりますが、濃厚に、ロックが使われております。(かといって、ミュージカルではないんだな)こないだ、久々の再演「野獣郎見参!」というのが、これまた、チケット難関ものでしたが、行って参りまして、初演の橋本さとしとはまた違う、 別の野獣郎を見せてくれた、堤真一。はまりました。でもね、CDはね、買わなかったの。(長い説明でゴメンネ)よいんだけどね。ところがね、「Vamp Show」CD、買っちゃった!
5人の吸血鬼の一人、佐竹(河原雅彦)が、いつも持ち歩いているラジカセ。これが、壊れててね。知らない間に鳴るの。面白いですね。こんなこと、家電的にありなのかどうか、メカオンチの私にはわかりませんが、演出的に面白い効果になってます。BGMなのに、実は、メンバーが持ち歩いてるラジカセから流れてる曲だった。結構笑えます。オープニングの夜道(恐らく山中)を走る車の中、疾走感のある、やたらでかい音響のロックではじまります。「うるさいよ」と、坂東(佐々木蔵之介)が切ると、BGM(劇場的に)なしになり、「いいじゃんよぉ」と、佐竹がつけると、BGM鳴る。こんな感じ。
すっごーーくコワイシーン(に、今からなるのね?って待ってるときかな)、いや〜な音楽が鳴るんですね。その時は、芝居の世界に入ってますから、観客の心理的怖さをあおるBGMだと無意識に 思ってるんです。たとえば、前回読んでいただいてると書いてますけど、突然、出会った女(役名・小田巻。役者・松尾れい子)。この小田巻が持ってるバッグの中身を見ようと、島(堺雅人)が終盤トライするんです。それを背後から実は見ている小田巻。いや〜な音楽、流れてるんですよね。 はた、と、島の手が止まる。小田巻の視線に気づいたのか?!島!島くん、ピーンチなのか?!〜〜〜島くん、バッグから手を離すと、とことこと駅のベンチに置いてある、ラジカセ、止めに行くんですねぇ。しかも「これで怖くなくなった」とでも言いたげな微笑で、帰ってくる。 わかっていただけるかなぁ、こんな説明で。つまり、BGMって、見る側のものでしょ?でも、この舞台に限っては、舞台の役者も同じ音楽をBGMに共有して、気分がうわーーって、なったり、しんみりしたり、ちょっと、こわいんじゃないの?っていうの、体験してるんですよね。なんか、これって、私は他で見たことなかったから、面白いアイデアだと思った。で、このオープニングの曲「Vamp Car Go」(そのまんまやな)というタイトルの曲が気に入ったので、一夏いけそう!と、「ご購入」。私は運転しないので疾走感、感じて車乗ることも、失踪しようとさびれた駅に向かうこともないでしょうけどね。
ということで、チケ貧街道まっしぐら!なもっちゃん。更に、更に、お金、使うことあるんですよ・・・。ふふふ。なんでしょね。
で、やっぱりつづく、予告は・・・マイダーって何?
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