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2003年09月16日(火) ■ |
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行く夏を惜しむ小ネタ二本。 |
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予想外のご好評をいただきありがとうございます、『その傷の重さは。』。 どうですか私はシリアスでも通用しますか…!(うわあ…)
+++++ 『すいかわり』 HARUKI・HALKILEEK・JUN・newman三姉弟。
「じゃあ今日はすいか割りをしまーす」 「また俺かHARUKI」 「すいか割りってなあにー?」 「すいか割りと言うのはな、足場の悪い焼けた砂浜において目隠しですいかを叩き割ることにより己の内なる心眼を鍛えるための修行の一つだ。名のあるハンターズはみんな毎年夏になるとこれを欠かさずやってるんだぞ」 「こどもに嘘を吹き込むのはよせJUN」 「はーい、じゃあ目隠ししてー」 「何でもう割るのが俺って決まってるんだよ…」 「いうこと聞かないHUcastは燃えないゴミの日ですよ?」 「微妙に意味通ってないし…!」 「さあ、これで見えないね。じゃあこの金属バットを持って」 「すいか割りって金属バットだったか…?!」 「とりあえず10回ぐらい回ってー」 「いや…生身の人間と違って俺を回してもあまり意味がないというか…目回ったりしないし俺…」 「よーし、オレ達はハルキリさんにすいかのある場所を教えるんだぞ!」 「教えるの?」 「そうとも。これは自分の仲間を信じる心を培うための修行でもあるからな」 「うわあうさんくせえ」 「えーと、えーと、じゃあ…まっすぐ…」 「待てHiHuMi!」 「!」 「そのまま教えたんじゃハルキリさんが心眼を鍛えるお役に立てないぞ!」 「あ…そっかあ」 「いやすいかで心眼なんか鍛えたく」 「ここはわざとわかりにくく教えてあげるのが思いやりの心というものだ!」 「ええ…!?」 「私とJUN君が手本を見せるからしっかり見ててね!」 「HARUKIまで…?!(衝撃)」 「ということでハルキリさん、左です!」 「いきなり左…! さっきまっすぐって…!」 「オレから見て!」 「お前どっち向いてる…!(愕然)」 「はーくん、そのまままっすぐ行って…」 「HARUKIの言うことなら…」 「上!」 「う…ええっ?!(狼狽)」 「ハルキリさん、早く割らないとすいかが波にさらわれますよ!」 「何処に置いたお前…!?」 「はーくん、そっちは崖よ!!」 「が…崖なんかなかったぞー!!(叫)」
+++++ 『きもだめし』 HARUKI・CAGE・HyuGa・RyuKa・HARUKA・KUROGANE
「というわけでHARUKAさん、オレとHARUKIとKUROGANEが脅かし役ですから。RyuKaちゃん、道中適当に潜んでるからしっかりビックリしてくれよ? ───おいHyuGa、今からでもいいからオレと代われ。お前にレディ二人のエスコートはどう考えても荷が重過ぎる!」 「夜道でRyuKaをお前に任せるぐらいなら今ここで刺し違えてくれるわ」 「まったく…『肝試し』等くだらんイベントにも程がある…! このようなコトは時間の浪費だ! お前達がどうしてもと言うから我慢して付き合ってやっているのだぞ! さっさと始めろ!」 「あの…HARUKAさん、銃は置いて行きましょう、銃は」 「な! 何を言う! 万一のときに武器がなければどのように身を守れと言うのだ!」 「いやどのように身を守るつもりですかHARUKAさん…!」 「いざというときは発砲する気やなアンタ…!!」 「だ、黙れ! どのように身を守ろうが私の勝手だ!」 「勝手じゃありませんよー!!」 「ワシらの命に危険がー!!」 「うるさい! 女々しいぞ!」 「………ずいぶん顔色が悪いな、HARUKA…?」 「………(ぎくっ)」 「………本当は肝試しが怖いんだろう」 「なっ…何を言うか!! 貴様と一緒にするな!!」 「肝試しの前に霊が来る話でも聞かせてやろうか…」 「………!!!!」 「今日はHARUKIさん、機嫌いいみたいだね、おにいちゃん」 「…機嫌いいのか? アレ…」
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…つ、次の更新もシリアスで! シリアスで…!!(無理)
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