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- 諸行無常 -

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2005年08月12日(金) 応援

近所の仲良くしている社長が、取引先に告訴された。

取引先が倒産し、その売掛残への請求権についての案件だった。

おれより7〜8歳ほど上の社長だが、オレによく色々な事を聞きに来る彼。

彼は初めての出来事に驚きを隠せない様子だった。

数週前から聞かされていた事で、相談にのり、対処方法を色々と提示していた。

オレは苦い経験が多いせいか、法律に触れる事が多く、結果的に相談に乗る事が増えた。

彼は最北の地の裁判所から送られてきた書類に吃驚し、そのままオレに相談に来た。

段取りを教えた。

遠い地の案件だと、当地弁護士会館などで紹介を受けると旅費までも賄わなくてはならず

彼が直接応じ、現地に行くにも旅費やら様々な経費が付きまとう事になるため

電話での応対をする事になった。

出廷しない場合、意思ありとの受け取り方をされるため、

何らかの意思表示、または通達が必要になる。

分納を見込んだ電話での会話の末、若干回数による案件金額の返済を余儀なくされた。

今日、改め、その結果を聞き、もっと細かく指示すべきだったと反省。

管轄の当事者は集金できる事が目的。

そして弁護人、管財人も集金できる見込み、そして法的執行で縛る事が目的なので

分納には当然応じるし、回数も無理を言えば泣く泣く応じてくれるケースが多い。

その為、回数を増やす事をもっと伝えれば良かったと思った。

結果的に、彼はいい経験になったとこぼしていたが

初めて見る彼の元気のない顔には、うっすらと目が充血しているのが見えた。

一昨日、昨日、そして今日と、オレは彼に、オレがついてるから大丈夫です!

頑張りましょう!

と、脈絡も理由も無い、空元気を彼に与えた。

そんな事でも人は勇気付けられる物だから。

それはオレが一番感じている事だから。




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