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- 諸行無常 -

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2005年08月11日(木) 自分

今朝、職場の前に、幼児が足を三輪車に絡めてしまっている親子が居た。

泣きながら叫ぶ親子。

完全にわれを忘れている状態で冷静に物事が見えていない様子。

オレはドライバーを持ってきて部品をはずし、靴が絡まっているだけの状況に気付き

靴を脱がして!といい、足をはずしてやった。

オレは事が終わると直ぐに職場に入ってしまった。

母親は周囲の野次馬にお礼を言いつつ、そのまま立ち去った。

朝から騒がしい一面だった。

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人を過信して自分が没して行く、その様は情けないの一言に他ならない。

何度、自分の環境、自分自身を恨んだ事か解らない。

責めて始まるものでも無いけれど、自分自身が萎れて行くのが解る。

何をしても力が入らず、苦痛と孤独に苛まれ

ただ空気に漂っているだけの様な自分。

心が死んでいる。

年を取るごとに自分から自信や体力が無くなり、涙もろくなり、過去を振り返るようになる。

情けないかな自分のその姿こそが、自分の一番嫌いな姿だった。


toto