++ diary ++
- 諸行無常 -
日記の表紙に戻る|過去の日記|新しい日記
2004年10月31日(日) |
10月23日新潟中越地震 |
同日起きたこの地震。
友達が何人か居る。
最初の日、電話連絡が繋がらず、メールを入れた。
メールに返事が来た。
『だいじょうぶだ、さんきゅう』
これだけだ。
その後も、ニュースの情報を見るなり心配になり、再度メールを入れた。
返事は無かった。
奴の所は停電が続いていると聞く。
復旧の目途も立って居ないとニュースで聞いた。
本当は乾電池やライト、蝋燭、差し当たっての食料、携帯バッテリー、そんな物を
送ってやりたい。
クロネコヤマトの営業に聞いた。
路線が目途立たず送る事が出来るか解らない様子。
クロネコヤマトのトラックも同じ幹線道路で横転しているのをニュースで見た。
奴はどうして今を過ごして居るだろう。
災害2日後のニュースで色んな情報が明らかになり始め、夜、とても不安が襲った。
俺はこういう時、仕事を休んであいつの所へ駆けつけてやれない。
自分が情けなくて、どうしようもない。
俺は冷たい人間だな。
そう思う。
25日昼、奴からメールの返信が届いた。
とりあえず、奴の地域はライフラインも確保されていて、無事でなんとかしている様子。
ホンの少しだけホッとした。
何とかなるだけでも胸を撫で下ろされる。
ただ、奴の親戚が大変なようだ。
内陸で起きているために、本当に大変な状況になっている。
陸の孤島として断絶されている。
孤立してしまっている村々や町がテレビに映し出され、阪神大震災の時の様な映像を見る事になっている。
不安で車の中に過ごす人、体育館や学校内で過ごす人、当地には住民の約半数が避難生活を余儀なくされている。
こんな様子を見るたびに切なくなる。
26日以降また天候が崩れ雨が降ると言う。
これで土砂災害に拍車が掛かり、更に彼等に不安が増す。
地球の状況がおかしいのは間違い無いが、地震観測の権威や予測士たちの
テレビでの論舌が俺には腹立たしく思えて仕方無い。
何とか無事、やり過ごせる様に祈るばかり。
頑張れ。
みんな。
toto
|