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- 諸行無常 -

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2004年08月31日(火) 県政一考

長野県の田中知事の行う県政は賛否両論。

それまでの怠慢体質による県の背負う借金は増加の一途だった。

田中県政は確実な借金の減額をしていった。

そして先頃一般公募による県職員(公務員)を募集した。

その11人の内10人が県外からによる採用であり尚且つ部課長クラスとしての

役職を与えられる物だった。

それぞれが某海外資系有名チョコレートブランドのMD経験者や某大箱ディスコの仕掛け人など

様々な人材が集まった。

もちろん県政の財政上を考えれば一人辺りの年棒が800〜1000万とくれば

県職員や県政界も黙っては居られない。

ただし俺としては外部から客観的に内政を見る事の出来る素材と言うのは

必要な気がする。

どうしても同じ景色ばかりを見続ける、エレベーター気質の県職員には

安泰の文字しか考えて居ないように思える。

改革の文字は口頭を突いて出るだけで行動にはならないからだ。

まさに言葉が県政界としか見ようが無い。

彼等が何を反論しようと、なにもせずに発案も無しにただボーっと椅子に座っている人間に発言の重みなど有ろうか?

俺は田中知事の行っている全てが為になるとも良いことだとも判断は付かないし良く解っていないが

少なくとも今の仏頂面をした県政を束ねて居た人たちよりは

幾つも期待感のような物をもってしまう。

4年と言う期限付きで役職を得たこの一般公募の11人がどのような形で

長野県を変えてくれるかを今後見守りたいと密かに思っている。


toto