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- 諸行無常 -

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2004年07月29日(木) 聞き上手は円満上手

聞き役に回る人っているでしょ?

世の中のほとんどの人は「俺が」「私が」「自分が」なんだって。

とある経済紙のコラムにも載っていたけど

聞き上手になる事が現在の職場の上司には求められている。

大体の社会人は自分の事だけしか考えておらず

気持ちの余裕の無いまま毎日を過ごしている。

上司に求められる物

それは理解ある聞き耳と懐の深さだと俺は思う。

例えば友達同士の会話の中で意志を口にいちいち出さずに聞いてもらえたら

胸を撫で下ろせる気持になれる人が居る。

大体気持ちの不満や不安を持っている人は愚痴をこぼしたい事が多い。

その愚痴を聞いてもらいたくて話している事も多い。

その時、聞き手が「俺はね〜」「私はね〜」と自分の話しを始めてしまったら

話している方の気持ちも生煮えで不満が残る。

それだけ聞き役に徹するって言うのは簡単じゃないんだよね。

アドバイスを送るにしてもそうだ。

聞き役に徹した後、そっと一言最後に添えてあげるだけで、自然と相手の心に浸透するだろう。

こうして聞く事の出来る立場の人が居る事で

円満に過ごせる場合も有る。

ただし常に聞き役にばかり立ち回ると、聞き役にもやがてストレスはたまる。

そしたら遠慮なく話せる人を探して話してみよう。

その場限りの会話でも良いのだから。

人は言葉と言う共通言語を持つ生き物だから

意志の疎通も意見交換も口を使って行う。

口頭で伝えたり話す事をしなくなったら人間本来の「話す」と言う行為が出来なくなり

それもストレスとして溜まっていくだろうね。

現代の一番怖い病って、『ストレス』だと思う。

万病を呼び起す怖い存在だと思う。

癌もそう言われているし、色んな病気の起因しているものが『ストレス』だと

認めざるを得ないと思う。

話しを聞く事

それはとても重要で

おれの知る限りでも、相談をしても、自分の意見しか言わない人間が何人か

思い当たるが、それは余り思わしくないね。

色んな人間が居て当然だけど、やっぱり人の相談を聞く時には聞き耳聞き役になってあげたいね。

難しいけどね。


toto