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- 諸行無常 -

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2004年07月07日(水) 排他的潜在心理

小さな頃から頼れる存在って余り無かった。

男だから頼るなんて言葉勿論変だけど

色んな境遇の中で心の頼り所って言うのを

身近に感じなかった気がする。

何をするにも孤独感て有ったかな。

おれは心の保険、心の頼り場所が欲しかった。

いい大人が何をって思うかも知れないけど

やっぱり、気持ちの上では何かに心を預けておきたいと思ってしまう。

今の時期のように自分が孤独だと言う事を

改めて感じた時に一番それを思う。

何に対しても背伸びして我慢して来た気もするし

無理を強いて来た気もする。

いつの日からか、身の回りの人にお世話になるようになり

人の差し述べてくれる暖かい気持ちを手にする事が出来た。

こういう心のよりどころも有るのだと思った。

切迫した状況を何度も見て、救って、見守ってくれた人も居た。

でも所詮おれは甘えてるに過ぎないのだろうと思った。

それでも心の隙間を生める手立ては今は無く

ただただ心の孤独感と共に毎日を追いやるだけ。

仲良しは何人も居る。

でもその中に自分を真直ぐにさらけ出せる人はいるのか。

それは解らない。

弱い自分にもろい鎧を重ねて

世に憚り、自分を偽る。

思いとは裏腹に心は次第に荒み、音を立て崩れる様になる。

世の中とは別の世界に生きている様な錯覚にさえ陥る。

おれの環境って言うのは人並みの生活や楽しみが許されないのか?

とさえ思う様になる。

年を取れば取るほどそう思う。

苦労を自らしたがる人なんて居ない。

要らぬ苦労なら避けて通りたいに決まってる。

長い長いトンネル。

入り口からまだ進めて居ない気がした。

世は七夕。

良いことが自分に訪れる様、心から願おう。


toto