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- 諸行無常 -

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2004年06月02日(水) 不運と奇遇のアンラッキー

癌家系に生まれると必ずしも癌になるとは限らないが

介して他の家系よりも可能性が高い事は言うまでも無い。

必ずと言って良いほど癌家系の殆どの人たちは検診を怠らない。

それでも運命となり受け入れざるを得ない場合も多々有る。

一人不遇な状況に待ったをかけられつつ、施術をカウントダウンしている人が居る。

その人は気丈に振舞いにこやかに毎日を過ごす。

まるで晴天の霹靂を無と思うかの様な気丈さと明るさで周囲を和ませる。

心の中心には孤独感もあるだろう。

寂しさに無き叫びたい時もあるだろう。

でも苦しみを一人で乗り越えてきたからこそ掴めた友情や楽しみ、幸せの大きさを

感じる事も人一倍だと言う事をきっと気付けているはず。

現実と向き合い正しい何かをきちんと掴もうとカウントダウンを待ち続ける

その人からは強さを学び、敬う気持ちが大きい。

やがて7月にその日はやってくるらしい。

頑張って欲しい。

振舞っているその今の勇気が本物で有って欲しい。

癌はもう治らない病気でもなければ人を殺める病気でも無くなって来ているのは確か。

その人が思うよりも今の施術は簡単で短時間に済み

術後の経過も快調が多い。

沢山の大きな病院やちいさな病院でほぼ毎日のように

癌治療が行われており、日進月歩に飛躍する医療の技術。

もっともっと一般病院にも大学病院並の治療方法を取り入れて患者の不安を楽にしてほしい。

勿論、その為には厚生省のお認めが必要なのではあるが。。。

ナノテクノロジーが早く、一日でも早く進み、技術革新を遂げて欲しいと強く願う一日だった。

毎日現実と向き合う強さ。

それは仕事でも無く、生活でも無く、自分の弱さを打ち消す為の強さで有る事。

おれは数日そんな気持ちを忘れ初めていたが、今日この人によって

改めて自我を強く目覚めさせる事を思い出した。

頑張れ。

友人よ。


toto