++ diary ++
- 諸行無常 -
日記の表紙に戻る|過去の日記|新しい日記
2004年01月17日(土) |
ベストマッチなチープ・アンド・シック |
最近とっても気になって良く見に行ってるのがこの前移転オープンを手伝いに行った友達の古着屋。
たいしていい物ばかりがあるわけでは無いのだが、慕ってくる彼に対し
やっぱりおれの性格上色々して上げてしまう。
そこでヨーロッパ系の古着を扱う様になってから量を増やすよう進言した。
中でもおれは最近ディオールやサンローランのユーズドが気になるので
サンローラン物を見つけてくるようお願いした。
一時のカルダンなどの人気は今は落ち着いていて、デザイナーが変わって
ものすごく良くなったサンローランやディオールは逆に以前のややダサめのデザインが、俺には良い意味の『ハズシ』としてお洒落に映る。
もちろん今サンローランはグッチのデザイナーでも有るトム・フォードが作っているので、イメージは今のサンローランのイメージを持つ所に意味がある。
ディオールのデザイナーもデザイナーズ・ジーンズを盛り上げた立役者ドルチェ&ガッバーナとは
対照的なスリムでエレガントなデニムを作る事で、かのカール・ラガーフェルド(現シャネル、クロエのデザイナー)に
そのデニムやスタイルを着させようとさせた逸話を持つ。
しかもラガーフェルドは更にディオールを似合う様にと、ダイエットまでしてかなりの痩身をした。(ある意味痩せ方が病的だが(笑))
各してディオールもサンローラン同様現存デザイナーのイメージを持つのでユーズドに対してもハイセンスなイメージを持つ。
最近の自分の興味と共に、今日は昔のサンローランの金ボタンのフラップ付きジャケットを掘り起こし(金ボタンと言う点が再度リバイバル的なマイブーム)
このジャケットを手に入れた時ボタンが真鍮製だった事とフランス製のサンローランだった事が何よりも気にいった点だった。
しかも昔っぽいカルゼ素材(斜めの綾織の事)で、デニムに合わせるには最適な時代感。
今日はこのジャケットに501、そしてチープを格上げする為に
スメドレーのタートルとカルティエのリング(もう20年選手)を着た。
自己満足だが、こんなチープアンドシックが最近は好きだ。
さてさて友達の古着屋さんはいい仕入が出来たかな?
あとで陣中見舞いに行って見よう。
toto
|