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- 諸行無常 -

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2004年01月15日(木) 皮肉に耐え得る心

商売強者弱者、社会強者弱者、世の中には強弱と善悪様々な物が存在し

耐え忍ぶ事を余儀なくされる場面が多々ある。

俺の場合某地元銀行にそれを感じる事が多かった。

以前も日記に書いたような内容だが、銀行も担当する人間でその様相は大きく変化する。

今の担当は女性になり融資担当2年目。

まだまだ口下手ながらも用意周到な部分を見せつつ感情も混ぜ会話をする。

以前の担当よりはソフトだ。

商売をしている以上銀行との関係は切っても切れない関係であり

相互の信頼に於ける絶対なパートナーシップが求められる。

以前の担当のおかげで銀行に対するイメージがとても悪くなり

以前は皮肉に耐えるばかりの折衝だった。

もちろん銀行もバカでは無いので俺の条件を飲まざるを得ないのだが

そこに辿り付くまでに、例え答えがでていようとも問題を大きくしようとする。

このサラリーマン体質というべきか無責任体質というべきか

取引先をバカにしているとしか思えなかった。

これまでに様々な出来事の折に条件変更を行ってきた。

もちろん信用保証協会が付いている融資しか、俺の場合無いので

払えなかったり破産した場合など、最悪の場合は保証協会が代理弁済と言う形になる。

この場合、おれは融資時に保証料と言う物を納めるのだが、これを有効に使う時は

企業が健全経営している時以外は全く無い。

それどころか代理弁済を、もし、した場合にも、協会から代理請求が来る。

銀行は個人融資でも法人融資でもこの保証協会付きでの融資を絶対条件に

する場合が多いのだが(担保融資を除く)これだけ守られた銀行という企業が

なぜ己の尻の火を消せぬのか。

なぜそのような境遇の銀行にこうまで偉そうにされるのか等不満は尽きない。

もちろんそうでない銀行との付き合いもあるので一概に該当はしない。

最近知ったのだが今回不満のネタとなっているこの地元の大手銀行、バックグラウンドに 東京三菱が筆頭株主として付いたと聞く。

やれやれお山の大将ほど扱いづらい物は無いと、改めて落胆。

矛盾が生む社会強者と弱者の関係はまだまだ続く。






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