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- 諸行無常 -

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2003年11月19日(水) 思う事

今日田中真紀子議員が再当選後初登庁したらしい。

今度は民主党として無所属クラブに所属のようだ。

早くも小泉総理に対し牽制をしたらしい。

『小泉さんの総理大臣になった時点で小泉さんの改革は終わってる』と 発言したそうだ。

政治の世界は余り詳しく無いので良く解らないが

投票率の悪さが戦後2番目となった今回の衆院選で

どうして投票を増やす為の努力が無いのかを、おれなんかは素人的に思ってしまうのだが

そもそもテレビを運営している民放は、スポンサー料を得て、成っているのだが

同じくして芸能人は広告の役目を担う重要な部分も持っている。

選挙に向かわない若者がどうして、低迷していたバレーボールの人気を

ここまでジャニーズがタイアップして持ち上げた事のようなマネが出来ないのかが不思議。

もっともっと広告利用の為に芸能人を使えばいいのに。

まだまだ圧倒的に関心が少ないと思われるのは、政治が変わっても景気までは〜と

そっぽを向いている事業主と、圧倒的におおい若者が殆どだと思う。

その少しづつを振り向かせる為に幾ら、各党が『マニュフェスト』を掲げても

言葉が変わっただけで、それは各党のかざす理想『公約』に過ぎない。

もっともっと日本の中に政治が浸透する様にするためには

色々すべき事が有るのに、灯台元暗しの様な気がする。

そもそも 政治的言葉 をわかりづらくしているのは、日本語にも有ると思う。

日本は海外とは違い、ひらがな、カタカナ、漢字、がまざり表現をしなければ

ならない複雑な言語を国語として持っている。

例えば英語でさす言葉の中に漢字のような、表現を持つものはおれの知っている限り無いと思う。

結局難しい言葉使いが、日常からの関心を避け、難しい理解はしなくても勝手にどこかで決まるだろうと

他力本願に身を任せてしまう。

徴兵制もそうだろう。

日本には軍隊が無いので徴兵制が無い。

アメリカを始め、隣国韓国でさえ、徴兵が有る。

若者は徴兵を経て社会的に大人になっていくのだろうとも思える部分も有る。

日本がとっている自営隊は、言わば、志願兵と言った所だろうか。

その為、戦地におもむく自営隊派兵の問題などの関心その物も薄い。

日本は無駄の多い国だ。

前にも書いた事だが日本がある程度豊かで有る以上、どこかで無駄を省き

色んな努力をする事でもっともっと国づくりが進む気がする。

もちろん俺みたいに知識のない人間が感じる事など、とっくに誰かが感じているだろうけど。

ふとそう思ったのがこういう問題だった。

暮らし易いようで居て不自由はやはり有るのが日本なのかも知れない。


toto