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- 諸行無常 -

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2003年07月26日(土) 後輩とロングボード

久し振りに後輩分がコーヒー片手に顔を出しにきた。

昔から俺は後輩分によく好かれなつかれていたが

さすがに後輩分も30代になりそうそう甘えてくることも無くなり

久し振りに長時間話した。

彼は若いころ良く俺の一挙手一投足を真似し、俺がシャツのボタンを

3つ開けはだけて着れば、彼等も真似していた。

そんな仲だった。

最近彼は子供が出き、ようやくパパらしい感じになってきたが

それでもまだ俺にとっては後輩だ。

彼はロングボードをしている。

ボルボの古い240に乗りロング片手に更に若い連中と静波海岸まで

5〜6時間かけ行っている。

かつて俺がそうだったように彼もまた若い子に慕われている。

俺がかねてからゴタゴタが済んだらロングをしたいんだとの

問いかけに一緒にやりましょうと言ってくれた。

彼と遊ぶとすれば何年振りだろうか。

自分を真似ていた後輩がやがて同じように若い子を

従えて同じ事をしているのを見るたびに、やはり自分が年をとっているのだと、実感をする。

俺は友達には恵まれているほうだと思う。

例えそれが直接的な自分の身にならないとしても、慕ってくれる年下の連中は

俺を奮い立たせ男としてのなんたるかを又思い起こさせてくれる。

N○○の○○○君もそうだ。

彼は俺に気を使ってくれる。

俺は彼が可愛くて仕方無い時がある。

ヤッパリ自分がかつてそうだったように彼にも同じ物を見ている。

彼がいずれ30代になった時、同じように見えるのだろうか。

今は大きなこの問題を片付けて、早くロングに乗り自然に溶け込みたい。

昔自分が波乗りしているだけで幸せだった時の自分に戻るために。


toto