++ diary ++
- 諸行無常 -
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久し振りに後輩分がコーヒー片手に顔を出しにきた。
昔から俺は後輩分によく好かれなつかれていたが
さすがに後輩分も30代になりそうそう甘えてくることも無くなり
久し振りに長時間話した。
彼は若いころ良く俺の一挙手一投足を真似し、俺がシャツのボタンを
3つ開けはだけて着れば、彼等も真似していた。
そんな仲だった。
最近彼は子供が出き、ようやくパパらしい感じになってきたが
それでもまだ俺にとっては後輩だ。
彼はロングボードをしている。
ボルボの古い240に乗りロング片手に更に若い連中と静波海岸まで
5〜6時間かけ行っている。
かつて俺がそうだったように彼もまた若い子に慕われている。
俺がかねてからゴタゴタが済んだらロングをしたいんだとの
問いかけに一緒にやりましょうと言ってくれた。
彼と遊ぶとすれば何年振りだろうか。
自分を真似ていた後輩がやがて同じように若い子を
従えて同じ事をしているのを見るたびに、やはり自分が年をとっているのだと、実感をする。
俺は友達には恵まれているほうだと思う。
例えそれが直接的な自分の身にならないとしても、慕ってくれる年下の連中は
俺を奮い立たせ男としてのなんたるかを又思い起こさせてくれる。
N○○の○○○君もそうだ。
彼は俺に気を使ってくれる。
俺は彼が可愛くて仕方無い時がある。
ヤッパリ自分がかつてそうだったように彼にも同じ物を見ている。
彼がいずれ30代になった時、同じように見えるのだろうか。
今は大きなこの問題を片付けて、早くロングに乗り自然に溶け込みたい。
昔自分が波乗りしているだけで幸せだった時の自分に戻るために。
toto
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